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中国の雇用情勢の悪化は、他人ごとではない。
かつて、日本の軍部に力を貸したのも、世界恐慌によって経済状況が厳しかった地方の影響だ。
歴史は繰り返す。なんとしても最悪の事態だけは回避できるように、個人金融資産の超過気味の日本・中国・中東を中心に策を練らなければならないが・・・・・
まったく、その気配はないというか。 アジア的な内向きの動向しか見えてこない。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20081120AT2M2003220112008.html
中国の雇用情勢「非常に厳しい」 労働保障相
【北京=高橋哲史】中国の尹蔚民・人事社会保障相らは20日、北京で記者会見し、金融危機を受けた中国の雇用情勢について「10月以降、国際経済情勢の変化で非常に厳しくなっている」と語った。中国の失業率は2007年まで4年連続で低下していたが、08年は5年ぶりに上昇し、4.2%程度になるとの見通しを示した。
同相は「中国では毎年2400万人の新規労働力が生まれているが、実際は約1200万人分の雇用しか用意できていない」と指摘。経済情勢が厳しさを増せば、失業問題が深刻になりかねないとの認識を示した。中国政府は9日に総投資額4兆元(約57兆円)の景気刺激策を発表。雇用確保に全力を挙げる構えをみせている。
同相は農村からの出稼ぎ労働者である「農民工」が現在、2億3000万人に達していることも明らかにした。農民工の多くは沿海部の輸出企業で働いているが、世界経済の急減速で職を失い、大量に故郷に戻り始めている。同相は再就職支援など農民工対策を強化する方針を示した。(00:00)