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出典: http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=atq.dvuLN6yI&refer=jp_japan
【機関投資家:米国株への強気度が10年で最高−メリルリンチ調査】----(ブルームバーグ)
11月19日(ブルームバーグ):メリルリンチが19日発表した最新の機関投資家調査では、米国株に対する強気の見方が過去10年で最高となった。米企業へのリセッション(景気後退)の影響は世界の他の国・地域の企業に比べ軽微にとどまると投資家はみているようだ。
メリルによると、調査に答えた運用者のうち約3分の1は現在の金融政策が「引き締め過ぎ」と回答。関心事項がインフレからデフレへと移ったことや世界の成長の原動力だった中国経済の見通しが悪化したことを反映した。
世界的な株売りは今月に入っても続き、先進市場の指標であるMSCIワールド指数は月初来11%下落した。10月の下落率は26%。
メリルのEMEA(欧州・中東・アフリカ)株式戦略責任者、ゲーリー・ベーカー氏はロンドンで記者会見し、「投資家は米国が最初にリセッション入りするため、これを脱するのも早いと考えている」とし、「すべてが悪いなかで米国が他に比べましだということだ」と述べた。
11月調査の回答者180人(合計運用資産5360億ドル=約51兆8300億円)のうち、差し引きで36%が米国株をベンチマークよりも多く保有する「オーバーウエート」としていると回答。この割合は先月の2倍で、1998年以来の最大。米企業の業績見通しが「最も明るい」との回答も30%に上った。一方、英国と欧州株については30%超が「アンダーウエート」にしていると答えた。
世界経済がリセッション入りしたとの見方は回答者の84%と10月の69%から増加した。世界的に今後1年間リセッションが続く可能性が高いとの回答は87%だった。
中国経済については、同地域の調査に答えた59人のうち差し引きで85%が成長減速を予想した。
メリルの世界調査は11月7−13日に実施された。
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:アムステルダム 木下 晶代 Akiyo Kinoshita akinoshita2@bloomberg.net Editor: Tsuneo Yamahiro 記事に関する記者への問い合わせ先: Sarah Jones in London at sjones35@bloomberg.net .
更新日時 : 2008/11/20 00:06 JST