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(回答先: バンク・オブ・アメリカのケネス・ルイス最高経営責任者・・・ 救済反対 「3社もあるのは多過ぎる」 【日経ネット】 投稿者 hou 日時 2008 年 11 月 19 日 23:44:05)
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/nakajimat.cfm?i=20081104ck000ck
第61回「米ビッグ3に明日はあるか・GMワゴナー会長の数式」(2008/11/05)
ビッグスリーの代表格、ゼネラル・モーターズ(GM)の誕生年であり、初の量産自動車「T型フォード」の生まれた年でもある1908年から100年の今年。米国自動車メーカーが米国発金融危機の中で存亡の瀬戸際に立たされています。
今回は米ビッグスリーの今後を展望してみたいと思います。中でも最大手、GMのワゴナー会長の数式として考えてみましょう。
GMとクライスラーの合併交渉が大詰めを迎えていると米メディアなどが伝えています。合併すると4工場を閉鎖し、部品メーカーを加えると5万人規模のレイオフが実施されるという見方もあるようです。
またGMはクライスラーとの交渉前に、フォードとの合併を検討したともされています。このままだと、「ゼネラル・フォード・クライスラー・モーターズ」といった、ものすごく長い名の自動車メーカーが誕生する可能性もあるかもしれませんね。
長い社名で思い出すのは日本の金融グループです。三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループといったところが代表格ですが、こんな長い社名になったときも今のビッグスリーと同じ経営環境を抱えていたのです。
つまり単独企業では生きていけなかった。97年金融不況に端を発した金融再編による生き残り策が合併という選択肢でした。
どうです? 今のビッグスリーと置かれた立場は似ていませんか?
金融不況時には銀行に公的資金を注入、銀行の自己資本を厚くすることで貸し渋りや貸しはがしを無くし、融資先保護を図りました。
同様に今回ビッグスリーは08年9月に250億ドルもの低利融資を政府に要望しています。低利融資の名目である「環境対応車」への研究開発費というのが大義名分です。
まさにビッグスリーが将来をかけるには環境対応車の開発を急ぐしかないのです。
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/nakajimat.cfm?i=20081104ck000ck