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http://www3.nhk.or.jp/news/k10015458011000.html
岡山県内で、先月、偽造された百円硬貨が見つかり、鑑定の結果、自動販売機によっては偽物と判別できない可能性があることがわかりました。財務省は、ほかにも流通しているおそれがあるとして注意を呼びかけています。
先月、岡山県倉敷市の薬品店で、中国籍の船員の男が100円の偽造硬貨37枚を使った疑いで逮捕され、財務省は、この事件に関連して警察が押収した偽造硬貨100枚のうち一部について造幣局が行った鑑定結果と特徴を18日に公開しました。それによりますと、偽造された百円硬貨は、いずれも「昭和63年」の発行とされ、大きさは本物とほぼ同じですが、やや軽く光沢もないうえ、表面には線のような傷が無数にあり、文字や模様の彫りが浅く不鮮明だということです。ただ、自動販売機によっては偽物と判別できない可能性もあるということです。財務省は、同じような偽造硬貨がほかにも流通しているおそれがあるとして、日銀を通じて金融機関などに、不審な硬貨を見つけた場合は警察に連絡するよう注意を呼びかけています。