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米議会:ビッグ3救済正念場 民主が法案提出【毎日JP】
http://mainichi.jp/select/world/news/20081118k0000e030042000c.html
【ワシントン斉藤信宏】米民主党上院のリード院内総務は17日、経営不振に陥っている米自動車大手3社(ビッグ3)支援に向けた法案を議会に提出したと発表した。
民主党は緊急性が高いとして早期成立を目指しているが、米政府と共和党には反対意見も強く、法案がすんなり成立するかは予断を許さない情勢だ。
法案は、10月上旬に成立した金融安定化法が定めた公的資金による金融機関の支援枠7000億ドル(約67兆5000億円)を活用し、ビッグ3に最大250億ドルを低利融資することが柱。
米政府と共和党は、金融機関向けの公的資金を自動車メーカーへの支援に使うことに反対している。
民主党は、公的資金による融資実施の代わりに、ビッグ3に、高収入を得ている一部社員のボーナス削減や融資した資金の使途を監視する機関の設置などを求めている。
ビッグ3の中では、最大手のゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーが「政府支援を得られなければ資金繰りがつかなくなる」などと訴え、政府に救済を求めている。
GMとクライスラーが経営破綻(はたん)すれば、下請けの部品会社などを含めて500万人超の雇用に影響を与える恐れがあると見られている。ただ、市場関係者からは「破産法の適用申請が再生への近道」(米エコノミスト)との指摘も出るなど、市場でも救済への評価は分かれている。