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資本注入第２弾を計画 米財務長官、資産担保証券の取引支援も（日本経済新聞）
【ワシントン＝米山雄介】ポールソン米財務長官は12日の記者会見で「金融機関の資本増強に向けた追加的な戦略を練っている」と述べ、14日を締め切りとする公的資金注入に続く第2弾の対策を計画していることを明らかにした。自動車ローンなど個人向け融資を後押しするため、ローン債権を担保とした資産担保証券（ＡＢＳ）の取引支援策を検討していることも表明した。
長官は最大7000億ドル（約67兆円）の公的資金の活用を認めた金融安定化法の運用状況を説明。14日に締め切る2500億ドルの資本注入枠について、大手8行に続き数十行からの資本注入の申し込みを承認したことを明らかにしたうえで「銀行と（銀行以外の）ノンバンクはさらなる資本が必要になるだろう」と指摘した。
長官は「自動車ローンや消費者ローンは米企業や個人にとって不可欠」と述べており、第２弾の資本注入では自動車大手の金融子会社やクレジットカード会社などのノンバンクが対象に含まれる見通しだ。 (14:43)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081113AT2M1301213112008.html
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