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首相官邸のホームページへ、下記メールを送りつけてやった。
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拝啓 麻生総理大臣 殿
私は、麻生総理に失望しました、消費税を3年後に上げるということは、次の選挙で、自民党は下野し、民主党政権下で消費税を上げさせようという、ことでしょうか?
財務省が書いたシナリオに、乗ってしまって、どうするのですか!自民党政権はこれで完全におしまいです。
いま世界経済は、未曾有の金融危機に対して、減税が必要だと、論議されている中、日本だけが、財政再建を気にする政策を行うのは、正気では無い。第二次世界大戦に日本が敗戦に至った理由は、兵力の分散、作戦の整合性のなさ、兵力の逐次投入etcですが、今回の消費税の引き上げは、すべての歴史的教訓にもとづくと、愚策としかいえない。
消費税を3%から5%に引き上げた時の橋本龍太郎の失敗の教訓を麻生総理は理解していない。まるで、目先の経済対策を引き出す為に、財務省(メフィスト)に魂を売った、ファウストではないか。
通常の景気後退であれば、政府が財政支出を拡大したり、包括的な減税を実施したりする積極的な対応は望ましくない。今回の景気対策は、消費税とのセットであれば、誰しも喜ばないどころか、逆効果だ。
今回の世界的金融危機は、対応を誤ると単なる景気循環による景気後退では済まなくなる。
3月以降FRBバーナンキ議長と、ポールソン財務長官の八面六臂の活躍、獅子奮迅の働きを見ていれば、呑気に財政再建など言い出す神経が分らない。
各国の政府と中央銀行は異例の速さで事態に対処し、迅速な金融システムの救済策を打ち出し、利下げを実腕したが、従来の金融システムそのものが根底から否定されている現状では、資金は迅速に循環しない。中央銀行の利下げは、形式的な象徴に過ぎず、利下げによる効果よりも、欧米諸国は、個人や企業への減税という形で景気刺激策を講じようとしています。
小手先の経済政策と、消費税増のセットでは、経済の長期的な成長の可能性を促すことはできない。将来の税収増加で財政赤字を削滅できなければ、消費税UPを何度繰り返しても効果は上がらない。
また、今回の景気対策も、与謝野大臣みたいな狂った財政再建論者を閣内に置くことにより、特定の利益集団によって財源を牛耳られる危険性すら感じる次第です。
現状の日本では、社会保障をカットしているなかで消費税を引き上げることにより、一層将来への不安を感じ、消費者が支出を控える。⇒これが商品やサービス、労働力への需要を引き下げ、⇒売り上げ収入の落ち込み⇒高い失業率となる可能性が高い。
早いデフレスパイラルの回避が効果的であることは、世界のどの国より日本が身を持って体験し熟知しているのではないか?早く固避されれば、それだけ景気後退のコストや長期化は抑えられる。
消費税の引き上げと、一時的な景気対策では、特定の利益集団につけ込まれるだけに終わってしまうのではないかと危惧いたします。恒久減税は、長期的な勤労や投資への意欲を高めることもできる。
むしろ即効性がある景気対策は、限定期間の消費税の引き下げではないかと思う次第であります。また、社会保険料の減免措置は、一定以上の収入には適用しないなどとすることも容易で、今回与謝野大臣の横槍のような混乱を招きはしないと思います。富裕層より一般国民への恩恵が大きい。
減税は、現在の世界的経済危機の中で、景気後退を短く、規模を浅くする効果を発揮できる数少ない選択肢でしょう。
麻生総理殿、消費税は、引き上げるのではなく、今は引き下げるべきときなのです。
財政再建派は、経済や世界情勢をまるで気にしていない、亡国の集団です。
今からでも遅くは無い、直ちに消費税の引き下げを検討すべきだ、そして3年後消費税の引き上げを撤回するべきだ。
敬具
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これは、私の自慰行為にすぎませんが、この金融危機の最中に消費税を引き上げるなど、狂気としか思えない。「国政に関するご意見・ご要望をお寄せ下さい。」とのことですので、皆さんも、首相官邸へメールを送りつけ怒りをぶつけててやりましょう。
【首相官邸:ご意見募集】
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/dokusha.html