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11/6日経新聞3面
オバマ大統領が誕生しました。
ここに、マケインペイリンの正副大統領勝利予想が間違っていたことを再度認めます。
オバマ大統領の勝利が確定後11/6NY市場▼486.01ドルの9139.27ドル
11/7東証日経平均▼622.10円の8899.14円
これがマーケットのオバマに対する評価だろう。
私は、オバマの演説を聴いて、とても中身があるとは思えない。小泉総理を見ているようなデジャブに襲われる。オバマは小泉型のポピュリズム(大衆迎合)政治家の匂いがするので、任期中の人気は強固のような気がしますが、結局なに一つチェンジせず失望に変る危険性の方が高いかもしれません。
当面は財務長官がポールソンから誰に代わるかが最大の関心事だ。ポールソンからルービンであれば、野村の元社長から、三菱UFJの社長に財務大臣が代わるようなもので、どうもいまのところガイトナー連銀理事が最有力視されています。
とりあえず、金融危機の最大の山場を越えたところですが、ポールソン長官はその責務は立派になたしたと思います。ポールソン長官とバーナンキのコンビでなければ、間違いなく恐慌へ突入していたであろう。誠に天は我々人類を見捨てなかった、感謝したい。
ポールソンの次だから、多少豪腕ではなくとも実務に優れている人物で申し分ない。原監督に例えられる、ガイトナーNY連銀理事は適任かもしれません。
なぜ原監督下といいますと、吉崎達彦氏の溜池通信10/30の記事
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○さて、問題は次期財務長官の候補者なのですが、今までに名前が挙がったのは以下のような方々です。
ロバート・ルービン 元財務長官
ローレンス・サマーズ ハーバード大学前学長
ティモシー・ガイトナー ニューヨーク連銀総裁
ポール・ボルカー 元FRB議長
クリストファー・ドッド 上院議員、銀行委員長
ウォーレン・バフェット バークシャー・ハザウェイ会長
ジョン・コーザイン ニュージャージー州知事
ジェイムズ・ダイモン JPモルガン・チェイス会長
シーラ・ベアー 連邦預金保険公社総裁
○当溜池通信の趣味としては、さっそく本命、対抗、穴馬と言った印を打ちたくなるところですが、これが案外と難しい。というか、皆目見当がつかないのです。次期財務長官のポストは、日本のWBC監督を決めるのと同じくらい難しい。
なんとなれば、
(1)能力のない人は論外→失敗したときのショックが大きすぎる。実績も実力も運も必要です。
(2)少しでも傷があってはならない→なにしろ7000億ドルを預かる人です。完璧にクリーンでないと困ります。ウォール街からのわずかな献金でも命取り。
(3)できればビッグネームであってほしい→「誰それ?」という人では国民が納得してくれない。でないと安心できません。
要するにこんな感じですかね。
ロバート・ルービン→王貞治(理想的だが、本人が受けてくれそうにない)
ローレンス・サマーズ→星野仙一(本人はやりたそうだが、周囲が認めたくない)
ウォーレン・バフェット→広岡達朗(一瞬、妙案に思えるけど、現実味がない)
ポール・ボルカー→野村克也(さすがに貴方の時代ではないよね)
ティム・ガイトナー→原辰徳(軽量級で頼りないけど、これしかないか)
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http://tameike.net/diary/oct08.htm
さすが・・・・
いずれにしても財務長官を早く決め、早く中身がある演説を聞きいてみたい。
オバマに本当に実力があるか否かまだ不明だが、私は彼を批判的に見ているが、もう少しだけ観察してみたい。
いづれにしても第44代米国大統領には大変な試練が待ち構えています。通貨政策として、強いドル政策を放棄するわけには行かないと思っておりますが、流動的です。ドル政策如何では世界経済の明暗が変る。
東京証券取引所の主体別投資家惰報によれば、10月第4週は外国人投資家が株式を941億円の売り越しだったのに対し、日本の個人投資家は現金で3277億円貢い越したと言う驚くべきニュースが飛び込んできた。これは2007年の3月の第1週の3455億円以来の高水準である。過去の例からすれば現金で個人の大量買いは相場の転換点になるシグナルであると言われている。
個人投資家は9月第4週からl0月第4週までの5週間に個人の株式売買(現金取引)は連続して買い越しとなって、買い越し額は合計9000億円超となったと言われる。
日本にも投資としての株式に対し成熟した文化が育ってきた可能性を明るい話題としたい。今日はオバマ大統領誕生で日米とも反落したが、米株式市場では、年金基金をはじめ長期投資家の買いが復活してきたことで、ここ数日「底入れ論」が強みを増してきている。
現在は「100年に一度」とも書いたが「50年に1度」の危機調整はないかと、前FRB議長グリーンスパンは、著書『波乱の時代』で述べている。
50年も100年もいっしょだが、大恐慌より第1次石油危機と類似点が多いとの比較論も出てきました。
ベトナム戦争の泥沼から抜け出せずにいた米国は71年の金の兌換停止しニクソンショック(ドル切り下げ)を受けて、世界的に流動性が潤沢に供給された。日本では過剰流動性相場といわれておりました。当時日本を中心とする新興国の経済成長が資源価格を押し上げ、いわゆるオイルダラーが発生していた時期であった。米国以外に経済成長や資金の担い手があった。
70年代には日本株は新興国であった、オイルショックの株価の暴落は有ったものの、70年代日本株は右肩上がりだったが、米国では株価が低迷を続け停滞期であった。なんとなく、役者を替えると今日の経済状況に近い。
1973年1月日経平均株価の天井から1年後74年1月に原油価格が天井を形成し、さらにその10ヵ月後に株価は底入れした。今回は日経平均の天井2007年7月から1年1カ月後の2008年8月に原油価格が天井を形成している。となれば株価の底入れは、2009年8月ごろとなる可能性がある。
ただし、当時は当局が金融を引き締めたことで株価調整が長引いたが、原油価格の暴落幅が大きく、スタグフレーションにおちいらず、現在は金融緩和政策をとれている。
バーナンキFRB議長は危機に際して流動性の供給が有効であることを強調しており、利上げは当面考えにくい。
よって、調整期間は当時よりも短くなることが期待できるので、大底は来春ということとなる。
なお、大恐慌時のNYダウは高値の10分の1まで調整したが、70年代の下値は高値の半値であった。現在のNYダウも高値から半値程度まで調整しており、すでに調整は一巡しつつある可能性が高い。
先日、だれか2〜3000ドル台のNYダウを言い出す奴がいないかと思っていたら、副島系ではあるが、副島隆彦を(いい意味で)越えているアルルの男・ヒロシさんが、言ってました。いたいた!
【ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報】
http://amesei.exblog.jp/8836318/
NY2300ドルだそうです。こういう人がでると大底を打ったか、来春打つ可能性は高まる。
「恐怖指数」(VlX指数)はl0月28日には過去最悪の80ポイントを付けた後、先週末には60ポイント台を割って落ち着き、徐々に通常通りの動きへと移行していることを示す数値となってきた。
1930年代のクライシスは米国単独のリスクが発端となり1980年後半のクライシスは日本単独のリスクによるものであったが、今回のリスクはグローバルかつ複合的な危機だ。いままで、かつて経験したことのない恐ろしいクライシスであり、どこで株価下落が止まるのか全くわからない恐怖の連鎖であった。それが、世界の株価を「奈落の底」へと突き落としたのである。
100年に一度の危機であろうと、50年.30年であろうと、この金融危機は裏を返せば1OO年に一度のビック投資チャンスと捉えて投資行動を起こしている人達がいるということだ。
【Ddogのプログレッシブな日々】
http://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38/19463724.html