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(回答先: その可能性は高いと思います。まずは「クラウディング・アウト」となる可能性が高い。 投稿者 梵天 日時 2008 年 11 月 06 日 10:45:26)
松藤民輔氏の「マネーの未来、あるいは恐慌という錬金術」にも指摘があったが、人々が理解できないドル高は、まだもう暫く続くと思います。『古典派の言うように、常に完全なクラウディングアウト』は、起きないと私は思っています。それよりもバランスシート不況によるデフレの進行を危惧しています。
それゆえ『政府が金融市場から借り入れをして投資をすることで金融市場が締まり、金利上昇による民間投資減少が起きる。 つまり、金融市場を通して、経済上の資源が政府投資により多く配分される代わりに民間投資への配分が減少することになるのである』⇒この部分はむしろ、民間企業の投資の減退分を政府が国債を発行し国民から借金をすることにより民間投資減少分の需要を補填するものと思います。
『長期金利の上昇をまねかない政策誘導が効果的となる』⇒まさに同感です。