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2008年10月29日
金融危機情報(安値を更新した上海株)
日本の株式市場のように年金資金等による買い上げがない【上海株式市場】の代表的な指数である上海総合株指数は米国株の急騰を受けて一時は上昇していましたが、引けにかけ急落し、2,9%安の1719で終わり、1749という安値を更新すると共に、昨年記録しました最高値(6,429)から73%もの暴落となっています。
中国、中でも高層ビルの乱立等が話題になる【上海】市場の暴落が際立っていますが、今や中国経済は崩壊寸前にあるということを理解する必要があります。
【中国経済】は世界の短期資金を元にバブル経済となっていたもので、今やこの短期資金が消えてしまっており、ものすごい勢いで中国から資金が海外に流出していっているのです。
ここで本来なら猛烈な<元安・ドル高>となるはずですが、当局の介入もうわさされるほど<元高>に誘導されており、これで海外勢にとりましては株安で損をこうむった分をかなり回復出来ているのです。
どこまでこの<元高>が維持出来るかわかりませんが、中国政府としては何としても<元高>を維持しませんと今より一層海外資金が中国から逃げていくため、追い込まれてはいますが今の<元高>を維持しているものです。
無理に無理を重ねている中国ですが、いつまでこの無理が維持できるでしょうか?
中国が<元高>政策を放棄したとき。
中国経済は大崩壊することになります。
今の【上海総合株指数】の暴落をみていますと、その時期が近いかもしれません。
nevada_report at 19:39
金融危機情報(2時20分から豪快に買い上げた株式)
【日経平均】は午後2時20分から先物に物凄い買いが入れられ、7,800円から8,200円超まで一気に買い上げられていました。
この間の上昇は400円を超えるものでした。
一体何があったのでしょうか?
何もありません。
年金資金等を使ったPKOが発動され、何が何でも株を上げろ、という指令が官邸から出されたのかもしれません。
それほど腰の据わった買いだったのです。
とにかく日本(国民)の資金を使って徹底的に世界中の株を買い上げろいう指令が出ているのではないか?と噂されるほど、今、日本は株を買っています。
ところが市場をみますと面白い動きをした銘柄群があります。
【メガバンク株】です。
午後1時19分前後にそろって安値をつけたのです。
【みずほ】を例にとりますと、以下の通りです。
終値 206,900円(−8,000円)
午前9時25分 236,900円(買い気配で22,000円高で始まる)
午後1時19分 194,200円(先日比20,700円安)
午後3時00分 206,900円(前日比 8,000円安で終わる)
上げ下げとも豪快になっています。
朝寄り付きで買った投資家は午後1時19分には<4万2,700円>もの損を抱えたことになるのです。
信用取引で購入した投資家は真っ青になったはずです。
一日もしない間に最大45%もの損となったからです。
実態なく指数だけを引き上げていけば後始末は大変になることは歴史が証明しているのですが、とにかく今だけ取り繕えばよいとの判断となっているようで、突撃した後は屍累々となるのは必至だと言えます。
nevada_report at 15:37
金融危機情報(再度荒れてきた為替市場)
為替市場がじわりじわりと荒れてきています。
ドル 99.71円→ 96.41円(−3.3%)
ユーロ 127.33円→121.45円(−4.6%)
ポンド 159.57円→145.73円(−3.0%)
豪ドル 64.79円→ 60.83円(−6.1%)
NY市場で為替市場は一気に<円売り>に走りましたが、東京市場では一転<円買い>に転じており、「仕切り直し」となっています。
今の相場は一方通行に振れやすく上げても下げても急激な変動となりますので、下手に【FX取引】に手を出しますととんでもない状態に追い込まれます。
自信のある方には最高の市場となりますが、素人が手を出せば一気に破滅ということもあり得ます。
売りと買いによって<天国>と<地獄>が日々入れ替わっている相場は異常としか言いようがありません。
nevada_report at 15:18
金融情報(指数のいい加減さ)
日経平均は225銘柄で構成されており、これでも一部の銘柄へ買いで急騰することもありますが、ドイツ株式の代表指数の【DAX】はわずか30銘柄で構成されており、一銘柄でも急騰すれば指数は急上昇します。
その弊害が昨日あらわれたのです。
【VW株】の暴騰です。
買占め・空売り等のうわさで株価が暴騰し、ドイツ証券取引所はVW株の指数に占める比率を引き下げると発表したのです。
この【VW株】はこの2日間で5倍にも上昇し、これで【DAX】指数に占めるVW株比率がなんと27%にも達したのです。
まさにありえない状況に達してしまったために急遽比率を見直し現在の27%から10%へ引き下げると発表したのです。
これで多少なりとも【DAX】指数は落ち着くでしょうが、これでは指数の連続性に疑問がつきます。
株価指数とは一体なにか。
こんないい加減な指数に年金資金が減った・増えたと一喜一憂する(させられる)我々はたまったものではありません。
nevada_report at 14:26
経済速報(10年ぶりの全国景気悪化判断と揺らぐ金融機関)
財務省の全国財務局長会議で7−9月期の景況判断が11地域全部で下方修正されるという異常事態に陥っています。
これは10年ぶりの事態ですが、10−12月期の景気は更に悪化するのは必至であり、政府の景気判断が<戦後最長の景気拡大>から一気に<景気後退>に転換したことになります。
このような変動に、景気がよいと聞かされ在庫を積み上げたり、今回の金融混乱はすぐに収まるとの意見に耳を傾けた企業は、今や資金繰り難で経営破たんの危機に瀕しているところが多く、ある金融機関のトップは『中小企業に怖くて貸せない』とし、貸出回収を急いでいます。
「貸しはがし」と言われようが、自分(金融機関)の経営がぐらつき始めている今、とても貸出先のことを考えている余裕が金融機関にはなくなっているのです。
中川大臣は、金融機関が抱える株の含み損は自己資本には勘案しないと表明していますが、数字上はそうでも金融機関からすればマイナスはマイナスであり、とても融資を拡大することなどできません。
国内基準行の最低自己資本比率は4%(国際展開をする金融機関は8%)ですが、
中川大臣が自己資本規制を緩めるということを言いだした今、この基準を割り、債務超過に陥っている金融機関が出てきているのではないかとも言われており、日本でも突然死する金融機関が出てくるかもしれません。
株高でうかれていますととんでもない事態に陥るかも知れません。
企業経営者の方はリスク管理を更に厳しくしておく必要があります。
nevada_report at 12:31
金融危機情報(1974年以来の激動:円相場)
円相場がNY市場で1974年以来という大変動を見せており、CNN電子版でも特集を組んでいます。
今回の変動は円がドルに対して<5.4%>急落したもので、一日の変動としては34年ぶりの大きさになったもので、株式に続き為替市場でも数十年ぶりという変動がでてきています。
まさに末期症状という市場になっていますが、NYの専門家はこのように述べています。
『一夜にして方向が変わる異常な相場だ」と。
変動が大きければ大きいほど市場参加者はリスクに麻痺をしてきます。
今、NYダウが200ドル、300ドル変動しましても当たり前になっており、500ドルの変動でちょっと動いたかな?という感じで、800ドル、1,000ドル以動けば『かなり動いた』という感覚になりつつあります。
本来なら、一般の株と違って動きもあまりなく、安全資産とみなされ保有できてきた【銀行株】も急落したと思えば急騰するという荒っぽい動きであり、とても安心して保有できる株ではなくなってきています。
<株・為替・商品先物>といったすべての金融商品が激動を見せており、これらが最大の変動を見せた時に市場の崩壊が起こります。
今までの暴落が小さく見える、そのような暴落が起こる時期が近づいてきていると言えます。
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