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(回答先: BBCで、日本の失われた10年はやるべき政策をしなかったから、と指摘。最近そういう報道ばかりを見る 投稿者 ブッダの弟子 日時 2008 年 10 月 27 日 11:11:05)
もう少しだけ加えさせてください。
財政出動がすべて良いわけではありません。余計な間違った財政出動をしてはいけないのです。
デフレは大幅な資金の減少により、消費不足が起こり、生産能力と消費額の間にに大きな隔たりが出来、その結果供給過剰の低価格競争が起こったものです。その結果企業も十分な利益額が得られず、個人も所得が十分に得られなくなり、縮小再生産を余儀なくされ、それが継続するものです。
この供給過剰なデフレの経済で、さらに生産量を刺激する政策や、公共投資を増やす政策は、借金を増やすばかりで、景気回復には結びつかないと言うことです。これが肝要です。
公共投資を無限に続けても景気は回復しないでしょう。お金の使う方向が間違っているのです。
デフレ解消策として消費者に資金を増やし消費を増やす政策が必要だったのです。それは民間への負担減少です。ガソリン税の軽減による消費者への資金援助や、高金利にして預金者の消費を促すやり方、消費税を減税して消費を増やす政策が重要だったのです。日本の場合所得減税は貯蓄に回り成功しなかったのです。
これを完全に間違ったのが日本経済です。恐らく後2,3年もすれば、欧米で消費税が下げられることでしょう。そうなれば日本の消費税増税論者の根拠である、欧米は日本よりずっと消費税が高いから上げるのだという根拠はなくなるでしょう。
それを考えると無性に笑いがこみ上げてきます。
現在の自民党の麻生さんの補正予算では、借金をさらに増やし、消費税を上げて解消しようと目論んでいるようです。
消費税の増税はデフレを起こすことであり、日本の崩壊です。
一言主。