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(回答先: 下村治博士の20年前の警告を見つめよ (2008年2月4日 月曜日 神谷 秀樹 ) 投稿者 新世紀人 日時 2008 年 10 月 26 日 15:59:42)
http://amesei.exblog.jp/1513131/
(前略)
なあ、竹中平蔵よ、学生運動のせいで東大の入試を受けられなかったために、日本のエスタブリッシュメントに入れなかったことが、そんなに悔しいか。靴屋の倅である(部落出身者である)ことがそんなに悔しいか?私はここまで言う。
アメリカの手先そのものの竹中平蔵は、開銀に入行したのは、経済学者の下村治にあこがれたからなのだそうだ。信じられない話である。
なぜなら実は下村氏こそ、真の愛国派エコノミストであるからだ。詳しくは、水木楊氏の『エコノミスト三国志』(文春文庫)を読んで頂きたい。
真の愛国派であった、下村治は、最後に
「日本は悪くない。悪いのはアメリカだ」
(文春ネスコ刊・昭和62年)
という本を出して、1989年に憤死した。彼の著作はブックオフに行けばまだ手に入る筈である。
彼は高度経済成長のドクトリンを作り出した、官庁エコノミストの大家であるが、国富を外資に売り渡すようなことはしなかった。むしろ、吉田ドクトリンのもとで、アメリカを懐柔し、アメリカに責任を負担させるという高踏戦術の枠組みの中で日本の成長戦略を構想したのである。彼の視点には「国民経済」があった。
竹中レンタル大臣の頭の中にはアメリカしかない。アメリカに留学することが悪であるとは私は言っていない。竹中大臣のように向こうのエスタブリッシュメントに籠絡されるしかなかった、というのも悲劇であろう。自分の頭の思考回路を完全に改造されてしまったのは悲劇ではあるが、いい加減に気が付くべきである。参院審議の中で、何度も「あなたはアメリカの新古典派経済学そのものである」といわれてきたはずだ。
まだ少しでも日本人の気概があるなら今すぐ議員を辞職して故郷のアメリカに帰れ。
それが日本のためになる。もうあなたは「アメリカ人」としてしか生きていけない、「宙ぶらりんの男」(ダングリング・マン)なのだから。
(後略)
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