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今回の下げが始まる前、昨年春〜夏ごろ、日経は18千円ほどだったのに対し、NYダウは14千ドル。
それが今では逆に日経の方が低く7千円台に対し、NYダウは一番の当事国でありながら8千ドル台。
しかしながら、単純にこれだけで比べたらダメです!
連中にとってはドルが基準になってるので、為替レートを併せて見る必要があります。
そっちは、昨年の同時期、1ドル120円前後だったのが、昨日で1ドル90円台前半にまでなっています。
それを日経にあてはめると、ザッと見て1/3に下落してることになります。
一方のNYダウの方は同じ期間に、わずか4割ほど下落したに過ぎません。
(つまりNYダウの下落率に比べ日経平均の下落率は実質その約8倍ということ)
以前、ここでも載せた記事「サブプライムローン問題の真相〜結果的に大きくアメリカの国益に!」
http://gooyan.blog92.fc2.com/page-3.html
をまさに証明する結果が顕著に現れています。
株価と為替と両方を操作することによって、連中の利益は倍増 (先ほどの数字でいうと倍どころか一番の金融不安を騒がれてる当事国の約8倍w) するわけです。
昨夜、NYダウは300ドル台の下落で、それだけを考えると週明けに日経は朝マイナススタートして引けで戻す可能性もあり得るけど、為替の方が大きく円高に動いてます。
それを加味すれば、週明けの日経もかなり大きく下げる可能性が高いだろうと私は考えています。
(つまり、例の7607円を引け値ベースで切ってくるのがほぼ確実! )
ここで注意してもらいたいのは、マスゴミがよく騒いでるように「円高になると輸出企業の利益が落ちるから・・」
というのはまるで見当違いだということです!
(もちろん、言ってること自体は間違いではないけど、それが日本の全銘柄株価下落に対する説明にはなりません)
要は、円高にしておいて連中が株を売ればそれだけ儲けが増えるということです。
あるいは株だけじゃなく、たとえば日本が買わされてる米国債にしても同様で、米国側からみれば借金がそれだけ減ったことになり、日本側からみれば資産が減ることになります。
とはいえ一番わかりやすいのが冒頭に書いたように、ドル売買ベースで見た日経平均とNYダウの下落率の差でしょう。
そして仮に、米国全体で損をしてると仮定したところで、他国はそれ以上にもっと損をしており、相対的に見れば実質米国が大儲けしているのと同じことになるわけです。
これを仕組んだ物といわずしてなんという!w
バブルの時でもそうだったように(公的資金で買い支えたりしたから、よけいいくらでも下げ続け、連中を喜ばせた。 というより実質は連中に儲けさせるため、日本の資産を献上するために政府がそういう行動に出たという方が正しいかも?)、株価下落を止めようと思ったら、とにかくみんなして売ることです!
市場占有率の7割以上を連中が占めてるわけで、個人・機関等が売れば一時的には大きく下げても、結局連中は買ったことになり、上げざるを得なくなってくるのです!
しかしながら現実には、ここ数日を見ても愚かな個人投資家は、全体で見ると連日買い越していますw
(メディアが、個人投資家の買いがないから下げたというのは真っ赤な嘘で、データを見ても明らかなことです!)
いかに誰も株価の本当の仕組みを知ってないかということです!
(個人等の場合であって、メディアの場合は知ってて騙してる可能性が高いw)
株価の基本は、「個人が買えば下げ、売れば上げる」が原則のイカサマ百パーセントの世界です。
http://gooyan.blog92.fc2.com/blog-entry-264.html