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【国会傍聴記・宮崎信行】 金融機能強化法案、農林中金めぐり一転して対決姿勢 サブプライムで大幅な含み損の可能性
http://www.asyura2.com/08/hasan59/msg/176.html
投稿者 ブッダの弟子 日時 2008 年 10 月 24 日 13:22:00: WrVq5GKL9DWTY
 

全文
http://blog.goo.ne.jp/kokkai-blog/e/3ee85f69f5fbfc500c0b13a71c5b1e20


[写真は民主党金融対策チーム座長の大塚耕平(右)さん、事務局長の大久保勉さん]

 政府・自民党はきょうの閣議で、「金融機能強化法案」を決定し、衆院に提出。午後の本会議で早速、趣旨説明をし、審議に入ります。

 ところが、政府案に農林中金が入ったことで、状況が変わりました。

 「農林中央金庫(農林中金)」は農協グループ・JAバンクの資産運用などをしている民間組織です(以前は特殊法人でした)。3月31日に失効した「金融機能強化法」では国の資本参加の対象外でした。

 農林中金は農民(農業者)から集めたお金を、高リスクの金融商品に投資していました。これがサブプライム・ショックで損をしたようです。このため、農協の全面支援を受ける自民党が政府(金融庁)が作っていた法案に入れさせたもようです。

 農林中金の理事長は農水事務次官の天下りですが、報酬などは非開示。農水省経営局金融調整課長はあまり、農林中金のことに詳しくない様子です。

 民主党はスピーディーな審議をする心づもりのようですが、衆院財務金融委員会で、石破農相ら農水省関係者がきちんと答弁できなければ、審議は遅れてしまいます。しかし、農水省はこの法案の審議に参加するとは予想していなかったのではないでしょうか。来週の衆院は農水省の答弁が混乱する可能性が高いと推測します。

 農林中金の証券投資に関する資料をみましたが、かなり危機感を覚えました。現時点では詳細は省きますが、注目してください。

 当ブログでは、金融に関するエントリーはあまりアクセス数をいただけないことが多いですが、金融機能強化法案については引き続き、短く、分かりやすく追いかけていこうと思います。


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