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カストロ・ライト氏…「お客はクレジットカードの限度額まで使い切っている」
● 家計がより苦しくなってきている
● 現金が手に入る給料日に、粉ミルクの売上が急上昇
http://blog.livedoor.jp/usretail/
【ウォルマート】、ウォルマート米国のトップに会ってきた!
ウォルマートUSAの社長兼最高経営責任者(CEO)エデュアルド・カストロ・ライト氏は21日、ロスアンゼルスで行われた講演で、消費者の購買行動が「不安にさせるようなもの」であるという見解を示した。非営利団体の昼食会で演説したカストロ・ライト氏は、自社の調査結果から80%のお客が最も懸念していることは経済であり、これは数ヶ月前の65%から上昇しているという。支払い方法では、クレジットカード払いが2桁の割合で少なくなってきており、カストロ・ライト氏は「お客はクレジットカードの限度額まで使い切っている」と述べた。また、ウォルマートのプライベートブランド商品が、ナショナルブランド商品よりも2.5倍で成長しているという。
ウォルマートの売上は、お客の給与支払日に上昇傾向であることが以前よりもはっきり示されており、家計がより苦しくなってきていると説明した。特に気がかりなトレンドとして、現金が手に入る給料日に、粉ミルクの売上が急上昇している点を上げた。
アメリカ国民の9割が、少なくとも年に1回はウォルマートで買物をするという。
⇒エデュアルド・カストロライト氏は2005年の9月にウォルマート米国のトップに就任しました。02年から3年間ほどウォルマート・メキシコで辣腕を振るって売上を伸ばしたことで米国に呼び戻され、米国COO(業務執行役員)を経て、CEOに就任した方です。その前はナビスコ社で実績を上げていました。エクアドルの出身の南米系で、言葉になまりも残っており、これまで相当苦労されたのではという方です。たたき上げです。
08年1月13日 - 【ウォルマート】、12月期の勝因は、アメリカ国内CEOの勘だった!
08年8月24日 - 【ウォルマート】、エデュアルド・カストロ・ライト氏のインタビュー
08年8月26日 - 【ウォルマート】、毎月100万人の調査は無作為レシートから
⇒ウォルマートのCEOはリー・スコット氏ですが、彼はイメージ改善など政治的なことに集中しているようで、実務に関してはカストロライト氏が取り仕切っているようです。実質的にはナンバー2といっていいでしょう。次期ウォルマートCEOに最も近い人物です。彼が行ったことは価格リーダーとしてウォルマートを立て直すことで、3ヵ年計画の中で店舗改装など大胆に改革を推し進めていました(婦人衣料で失敗もしましたが)。
06年4月19日 - ウォルマート、07年までに全DCに『リミックス』プログラムを採用
⇒2年半前からカストロライト氏が次期CEOと予想していることからもわかるように、私は彼に凄い興味があったのです。で、彼がロスで講演するということで昨日、ダウンタウンに行ってきました。160名を越す参加者に、日本人は私だけでという中、講演後すぐにカストロライト氏に挨拶に行きました。40兆円企業のナンバー2ですから、もの凄い取り巻きがいます。が、ひるむことなく笑顔で話かけました。私は行動力が違いますから!(←というか、少しばかり厚かましい?)
⇒「名刺をいただけませんか?」と訊ねると私が日本人ということで、日本人のようにお辞儀をしながら両手で丁寧に名刺を渡してくれました。これで場が和み、黒服の取り巻きやゲストからも笑いが漏れていましたね。やはりラテン系の苦労人は「気遣い」が違います。なんだか共感するものを感じましたね。で、私も負けられないと、大阪のおばちゃん風に「アンタ!撮りなさいよ」て苦笑いする取り巻きに命じて、カストロライト氏とツーショットに収まりました。(←共感しとらんがな)
いろいろと書きたいことはありますが、もったいないので続きはセミナーということで...
尚、セミナーやコーディネーター等の依頼は、直接お問い合わせください。
ウォルマートUSAトップのエデュアルド・カストロライト氏の名刺(直通番号やメールアドレスは指で隠した)。上は講演主催者の名刺(普通サイズ)だが、いかに小さいかがわかる。コストを意識したミニ名刺は、無論100%再生紙だ。世界的企業のナンバー2とがっつり肩を組んでツーショットを撮れるコンサルタントは私ぐらいだろう(笑)。カストロライト氏は苦労をしている分、話した感じがとても気さくで親しみやすい人だった。長年お付き合いさせていただいているクライアントのように、ウマが合いそうな気がした。
ありがとう、カストロライトさん!