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2008年10月21日
金融危機情報(売られるヨーロッパ通貨)
今、ヨーロッパから資金が逃げ出しており、為替市場での振幅が激しくなってきています。
昨日夜からの動きを見ますとそれがはっきり分かります。
ユーロ 高値138.57円>安値134.82円(下落率1.8%)
英ポンド 高値179.21円>安値173.56円(下落率3.1%)
スイスフラン 高値 90.38円>安値 88.13円(下落率2.5%)
ユーロ・ドル 高値 1.3533>安値 1.3288(下落率2.7%)
金融・不動産バブルが崩壊しつつある【イギリス・ポンド】が最も売られているのが分かりますが、今、【イギリス】はありとあらゆる方策を使って金融崩壊を防いでいますが、為替市場ではじわりじわりと【イギリス】を売り込んでいるのです。
【イギリス】崩壊を読み、静かに資金が逃げているのです。
また、【ユーロ】も、ドルに対してじわりじわりと売られており、今や1.33を割り込んできており、近日中に1.30台を割り込むことになるはずです。
すでに、8月の高値(1.50)から11%以上下落しており、国際金融専門家の中には【ユーロ】はフリーフォールに陥りつつあり下落が激しくなっていけば突然【ユーロ暴落】も十分ありえると見ています。
株式市場は市場規模も小さく、空売り規制や買取等を行えばいくらでも操作出来ますが、市場規模が大きい為替市場はそうはいきません。
交換レート(価格)をサポートしようと思えば自国の外貨準備高を使って買い支えるしかないのです。
そして、今、為替介入を行い、【ドル】を減らしていますが、市場が仮に【ヨーロッパ通貨】を攻撃に入れば徹底的に買い支えるしかなく、【アイスランド】がドル売り介入を行い一日しか持たなかった例もあり、もはや救いようがなくなります。
今、世界中の新興国が自国通貨を守るために【ユーロ】を売ってドルを確保しているといわれており、世界中で【ユーロ】売りが進むことも十分ありえ、最悪の場合、
【ユーロ】崩壊がここ数週間の間に見られるかも知れず、それが切っ掛けで世界金融崩壊に陥ることになるかも知れません。
今や世界中のあちらこちらに破壊の元が散らばっており、どれが炸裂しましても世界は金融恐慌に陥ることになります。
為替市場の動きは株式市場より重要だと言えます。
nevada_report at 08:36
金融危機情報(景気対策プランで株買い上げ)
FRB議長のあたらな景気対策を示唆したことでNYダウは400ドル以上上昇して終わっていますが、ワシントンではこのように言われています。
『財源は?』
今までの【金融救済プラン】ですでに120兆円以上の財源が必要になっており、
更には連邦政府の債務は【ファニーマエ・フレディマック】の国有化で500兆円以上増えており、今や米国政府に物凄い債務が集まってきているのです。
この上、景気対策を打つためにどのような財源があるのかとなります。
今、株式市場は空売り規制もあり、上げ下げが一方通行になりやすくなっており、
今回のFRB議長の発言を市場は買い材料としたものですが、実際に財源となりますと一気に行き詰ります。
このようなリップサービスは先般もありましたが、後から市場の攻撃にあい、NYダウは暴落した経緯があります。
今、政府が何とか市場を落ち着かせようとしている今、市場から逃げるには最適な時期と言えます。
nevada_report at 07:26
2008年10月20日
金融危機情報(ING救済策のコスト)
世界第9位、顧客数8500万人超の巨大金融機関である【ING】がオランダ政府から100億ユーロ(1兆3,600億円)もの支援を受けると発表になっていますが、このコストは恐ろしく高いものになっています。
今回投入される1.36兆円は3年後には50%増しで政府に返済することになっており(返済できない場合は株式に転換)、実質年利は16.6%にも達する超高金利となっているのです。
世界第9位の巨大金融機関がわずか1兆円余りを集めるのに16%もの金利を払わないといけない事態に陥っているのです。
しかも、これだけの高金利を払って受け入れます1.36兆円でも自己資本比率は
<6.5%>から<8%>にしか上がらず、今後襲ってきます<CDS崩壊>の際には一気に債務超過に陥る可能性を持っているとも言えます。
*そもそもこれだけの実質金利で、自己資本に繰り入れることができること自体おかしなことであり、本来なら借入金利として処理するべき方策ですが、なんとしても自己資本を強化しなくてはいけない【ING】としては、オランダ政府と組んでウルトラCを考えだしたものです。
今、世界中で、時価会計を取りやめるとか、今回のような不思議な自己資本増強といった、何でもありの状況になっており、これで表面的には金融市場は落ち着いていますが、これで失った資金・信頼を回復させることができるでしょうか?
一時しのぎの『絆創膏』は必ずはがれおちます。
そしてそのはがれたあとにはもはや壊死した市場しか残っていないはずです。
nevada_report at 18:25
緊急情報(北朝鮮の異常な動き)
北朝鮮情勢に緊急事態が発生しているのではないか、との情報が昨夜から駆け巡っていますが、ミサイル発射準備が完了しているとの見方や、軍のクーデターが起こっているとか、北朝鮮が韓国に侵攻するとか、色々な情報が飛び交っており、何かが起こっているのは確かです。
米軍のあわただしい動きもあり、今回は何かが飛び出してくるかも知れません。
nevada_report at 15:48
金融危機情報(経済下方修正と株買い出動)
【日銀】は10月の地域経済報告総括判断ですべての地域の経済活動につき下方修正しており、表現は『引き続き減速』から、『全体として停滞している』としています。
内容的に、前回の報告(7月)より判断を下方修正したもので、今や日本全国で景気が悪化しているという判断になっているのです。
この発表を受けて、景気悪化を国民に印象づけないようにとの判断で、公的資金が一気に株買い上げに動いています。
午後1時からの動きはそれは豪快な買い方であり、既報の【三井住友・みずほ】はまさにその典型例でした。
【三井住友】は午後1時には今日の安値である<514,000円>をつけ、年初来安値まであと2,000円となっていましたが、ここから一気に買い上げられ、終わってみれば9,000円高の535,000円となっていました。
【みずほ】も午後1時には今日の安値である328,000円をつけましたが、その後【三井住友】と同じ様に急上昇していき、終わってみれば5,000円高の347,000円となっていました。
両メガバンク株がそろって同じ時刻に安値をつけ、そしてそこから同じように上昇していく。
まさに『管理された相場』そのものと言えます。
今日の日経平均の動きをみますと、新聞・ニュースの見出しを『日本の景気全国的に悪化』か、『日経平均9,000円台回復』とするか、どちらをとるかと言えば、政府からすれば、後者になります。
『景気悪化報道』を小さくするには派手に株を買い上げるのが一番だったのです。
株が下落するたびに、毎回同じことを繰り返していますが、実態のない株買い上げを行っていけば、結果的に国民の年金資金を浪費することになります。
今や、年金資金の購入簿価からはるかに下にある株がごろごろしていますが、大株主になっている株も多く、今や売ろうにも売れない株が多くなっており、最悪の場合、年金基金には換金できない株がごろごろという状況になるかも知れません。
nevada_report at 15:44
金融危機情報(売られる三井住友株)
【日経平均】は先物買いもあり100円以上上げていますが、メガバンク株はおおむね下げており特に【三井住友】株は現時点では1.7%安の51.8万円と52万円を割り込み、先の安値である51.2万円に接近しています。
【みずほ】も34万円と安値である32.5万円に接近しており、2大メガバンク株がそろって売られるという状態になっています。
引けにかけて、公的資金等で買い上げられるかも知れませんが、株式市場はリスクマネーが減っていることもあり、メガバンク株が下げるといういびつな相場になっているのです。
nevada_report at 12:48
経済速報(苦境に立つ北海道経済と日本経済)
北海道経済がじわりじわりと最悪の状態に落ち込みはじめており、合併したばかりの
【札幌・北洋銀行】グループは、当初予定していました<99億円の黒字>から<75億円の赤字>に転落すると発表しています。
更に、札幌市内のオフィス空き室率が急上昇してきており、今や<8.79%>に達し、このままいけば10%を超えるのも時間の問題かも知れず、札幌市内の不動産業界に倒産の嵐が吹き荒れるかも知れません。
そしてこれが金融機関の不良債権を更に増やすことになり、貸し渋りも激化するでしょうから、北海道経済は一足早く<恐慌>に突入するかも知れませ。
この北海道の姿は日本の縮図とすれば、今後日本を襲う金融恐慌はすぐそこまで来ていると言えます。
本日発売の【日経ビジネス】の表紙の取り付け騒ぎがいつ日本でも起こっても不思議ではないのです。
nevada_report at 12:31
金融危機情報(1900ポイント台を割り込んだ上海株と経済崩壊)
【上海総合株指数】が1900ポイントを割り込み、1890ポイントまで売り込まれており、昨年10月の史上最高値からは<69%>もの下落となります。
今、中国経済・金融市場は重大な分岐点に差し掛かっており、【人民元】相場を政府が下手にいじくれば中国から”熱銭(ホットマネー)”が逃げていき、膨らんだ中国バブルがアイスランドのように一気に崩壊する危険があります。
国内経済を優先するのか、経済成長を優先するのか。
中国は前にも後には行けない状態に陥っており、中国経済崩壊は避けられず、この影響は日本企業存亡の危機にもつながります。
nevada_report at 11:57
金融危機情報(8兆円を使い切ったAIG)
金融危機に陥っています【AIG】ですが、FRBからの当初借入総額850億ドルのうち829億ドルを消化し、残りはわずか21億ドルしかないことが明らかになっています。
6日には緊急融資枠として378億ドルが追加され、現時点では融資枠総額が1,228億ドルになっていますが、今週中にもこの1,200億ドル(円換算で13兆円余り)を使いきると見られており、資産の膨張が続くFRBは重大な決断を迫られることになります。
借金を膨らませた巨大金融機関がいったん信用不安に陥ればどのような事態に陥るか、まざまざと見せつけられましたが、【AIG】だけが問題ではなく、世界中の保険会社、銀行が今までの借金に頼った経営の見直しを迫られているのです。
1億円の元本で10億円の融資をしてきたのが金融機関であり、中には1億円の元本さえも、半分は借金というところも多くあります。
これがいまや借金を返済してくれとなっているのです。
ところが、金融村には『貸しはがし』はそもそも存在しておらず、このような事態は想定外であり、対処方針が存在していなかったのです。
結果、あわてふためいて政府に泣きついて救済して貰ったのですが、いまや政府・FRBがあまりにもお金が急速に消えていっている事態を見て、青くなりはじめているのです。
オランダでも【ING】が政府による救済が発表されており、世界中の巨大生保会社が危機に直面してきています。
世界中からお金が消えた今、借金に頼った企業・金融機関は倒産する運命にありますが、今はそれをどこまで先送りするかに政府・中央銀行は力を注いでおり、これが
いきづまればすべてが終わります。
6兆円もの債務超過に陥っている【GM】もどこまで先送りできるか。
緊急首脳会議まで市場は待ってくれません。
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