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2008年10月12日
金融危機情報(リビアのスイス資産撤退)
【リビア】はスイス銀行に預けています7,000億円の金融資産を全て引き揚げると発表しており、【UBS】の株価は更に下落しています。
金曜日のNY市場では大方の銀行株は買い上げられましたが、【UBS】は1.29%安の$15.30で終わり最安値である$12.22に接近して終わっています。
今、【UBS】のプライベートバンク口座から物凄い資金が流出していると言われていますが、ここにきましてスイスが【リビア】と喧嘩状態に陥り、石油輸出も禁止となっており、スイスフランは今後アラブ世界から売りを浴びせられれば急落することもありえ、スイスのプライベート銀行が崩壊する事態に陥るかも知れません。
アラブの暴れん坊と言われた【リビア】ですが、この混乱した世界金融市場でまた名を高めることになるかも知れません。
【スイスフラン】の動きには要注意だと言えます。
nevada_report at 08:27
金融危機情報(三菱出資問題:地獄の決断)
日本の金融機関が相次いで海外の金融機関への出資を発表し、日経新聞等はこれで日本の銀行・証券会社の海外での存在が高まると持ち上げていましたが、金融危機が深まってきた今、重大な判断を迫られる状態に追い込まれており、進むも地獄、退くのも地獄という、最悪の事態に追い込まれています。
モルガンスタンレー 終値$9.68(−22.25%) 安値 $6.71
今、【モルガンスタンレー】の株価は$9.68で買えますが、【三菱UFJ】は
一株$25.25で14日に総額9,000億円を払い込むという契約を交わしているのです。
優先株・普通株を併せて総額9,000億円になりますが、$10以下で買える株に$25も払うことになるのかどうか。
もし、今、出資を検討となればはるかに有利な条件で出資が出来たはずですが、ここまで金融危機が深まるとは日本の金融機関のトップは思っても見なかったのです。
【ワールドレポート・ブログ】では一貫して危機を指摘してきましたが、大方の日本人は『そんな危機は存在していない、また株価は上がる』とたかをくくっていたのです。
今、世界の金融市場が麻痺を起こし株価が大暴落を演じてやっと危機を認識しはじめたのです。
『時すでに遅し』となっていますが、今、【三菱UFJ】が出資を取りやめれば、米国の金融当局による”解除”へのお礼は?となるでしょうし、【モルガンスタンレー】経営破たんの引きがねを引いたとして集中攻撃を浴びるでしょうから、今の時点で出資をやめることなど出来るものではありませんが、さりとて満額の出資をすれば瞬時に膨大な評価損を抱え込み赤字決算に陥れることもありえ、株主代表権訴訟を起こされるリスクも抱え込みます。
今、経営幹部はワシントンに行っていますが、最後の決断はどうなるでしょうか?
nevada_report at 08:15
金融危機特集(市場閉鎖)
アイスランド、ロシア、インドネシア
これらの株式市場は金融混乱の影響で閉鎖されており来週も閉鎖される市場が増えてくるはずです。
そして、これら閉鎖が先進国にまで拡大したとき、世界は大恐慌に陥ります。
今起こっています小さな市場閉鎖を看過するべきではなく、今後世界中で起こるべき事態ということを理解する必要があります。
今回発表されましたG7声明(行動計画)では具体的な内容はなく市場からしますと、『show me the Money』(お金を見せろ!)となっています。
銀行に公的資金を入れるといいましても、今銀行が抱えていますデリバティブの含み損は数百兆円に達するとも言われており、それだけのお金を銀行に注入することなど不可能であり、公的資金を投入しましても金融の安定など出来るはずがないのです。
*リーマンの破綻で<CDS>で総額40兆円の91.4%が損となることが明らかにされており、世界中の金融機関が今後この損をかぶることになるのです。
たった一社でこれだけの損が出るのです。
今、金融市場では巨大金融機関の破綻の噂がしきりに流されており、その中にはロイヤル・バンク・オブ・スコットランド、UBSというヨーロッパの巨大金融機関も含まれており、もし、これら巨大金融機関が破綻するようなことがあれば、想像を絶する損失が世界の金融機関がかぶることになります。
世界の金融市場は今やぎりぎりのところで踏みとどまっていますが、果たしていつまでもつでしょうか・・・。
nevada_report at 02:17
金融危機情報(最後まで頑張っていた原油・金の急落)
原油 $ 77.70(−$ 8.89)
金 $855.40(−$27.70)
プラチナ $987.00(−$49.00)
【原油・金】がそろって急落しており、金融混乱下で買われる、とされていましたが、実態は上記の通り急落しており、今後更に金融混乱が激しくなってくれば、全ての商品先物は<暴落>することもありえます。
世界中で買いまくっていた<中国>が投機の失敗で売りまくっているともいわれており、世界中で売りが売りを呼ぶ展開になってきているもので買い手は殆どいません。
このブログでも何度も指摘しておりますが、金融商品の一つである【原油・金・プラチナ・とうもろこし・大豆】等ありとあらゆる先物商品は今後需要の減少もあり、暴落することが避けられませんが、問題はいつどのような形で暴落するかだけであり、今後暴落が商品市場を襲えば破産する商品ファンドも出てきます。
今、起こっています金融市場の崩壊はありとあらゆる金融商品を飲み込み、破壊していきます。
商品先物も例外ではありません。
nevada_report at 01:52
2008年10月11日
金融危機情報(猛然たる買い上げと銀行破たん)
ロスから戻ってきましたが、ロスの空港を出る時には、NY時間で午後3時でしたがダウ平均は500ドルの<マイナス>となっていたのですが、成田に着き、チェックしますとダウ平均は<マイナス128ドル>で終わっていました。
詳細にダウの動きをみますと午後3時から物凄い買い上げがあり、一気にプラスにまで持ち込まれ、引け前にまた売られるという、上下で$1,000もの動きとなり
大荒れの相場となっていました。
まさに、<最後の段階>にふさわしい相場になっていたものですが、ではこれで相場下落は終わったのでしょうか?
NY時間で夜7時過ぎに2つの地方銀行の破綻が発表されていますが、これで今年に入り15行の破綻となりますが、銀行への資本注入が材料で今回猛然と戻したものですが、どの銀行に資本を入れるのか明確ではなく、救済される銀行と破綻になる銀行の線引きが難しく、また仮に銀行を国の管理に入れ場合、今度は米国政府にリスクが
集中することになり、議会・国民の承認・理解はそう簡単に得られないはずです。
また、【AIG】やその他の生保、証券会社、投資銀行をどこまで救うのかも問題であり、今回の『リップサービス』は非常に高くつくことは間違いありません。
nevada_report at 17:41
金融危機情報(過去最安値をつけたインド通貨)
【インド・ルピー】が過去最安値である<一ドル49.3ルピー>まで急落しており、インド経済は今や風前の灯火とも言える惨状を呈しています。
インド経済は良いとしてインドに買われていっていました【ダイヤモンド】はほとんど売れずに今米国に還流してきており、インド・バブルが底の浅い一過性のバブルだったことがこれからも分かります。
今後”踊った”分だけ打撃は深くなり、インド経済は崩壊の危機に瀕し、暴動がおこり政権が崩壊するかも知れません。
nevada_report at 03:33
金融危機情報(モルガンスタンレー株が暴落)
【モルガンスタンレー】株が暴落してきており、現在は27%暴落の<$9.04>となっており、一時は$8台にまで突っ込んでおり、市場では経営危機が噂されています。
また、世界最強の【ゴールドマンサックス】株も急落しており、13%マイナスの$87.50まで下落しており、先の安値を下回ってきており、ウオーレンバヘット氏が投資した$115からはるかに下になってきています。
市場ではさすがに【ゴールドマン】の経営危機のうわさはありませんが、それでも経営不振になった金融企業を”押し付けられるのではないか”との懸念があり、株価が売られているもので、はたして市場のうわさ通りになるのかどうか。
”駆け込み寺”的な【バンカメ】がいまやふらふらになってきており、このまま【メリルリンチ】を救済合併することは難しくなってきており、救済役が【ゴールドマン】になるのかどうか・・・。
市場の動きは激しくなってきています。
nevada_report at 00:27
2008年10月10日
金融危機情報(買えないドル紙幣)
ドル紙幣が日本から消えていっています。
朝日新聞でも【円高 金券ショップではドル「完売」】とのタイトルでドル紙幣が完売している写真を掲載しています。
弊社が取引しています業者もまったくドル紙幣がないと述べており完売となっており、今の円高下でありながらドル紙幣が全く買えないのです。
今の金融危機を<ドル崩落・ドル安>という報道をするマスコミ・専門家が多くいますが、実態を何も知らないものが述べているものであり、よく研究・勉強をしている国民は『今はドルは買い場』と知っているのです。
日本でも金融危機が本格的に波及してきた際には銀行からもドルが消えてしまうことになるはずですが、今晩NYダウが暴落すればもうその時期がないかも知れません。
今日のNYダウは一時700ドル余り下落し、7,882ドルまで急落した後、今度は猛然と戻し、8,687ドルまで戻し、また下落に転じるというジェットコースターのような動きとなっていますが、最後どこで終わるのか。
【為替】はほとんど動いていませんが、市場では、世界中央銀行による≪ドル買い介入≫が噂されており、為替取引を止める専門家・ファンドが多いと言われています。
どのような動きをするにせよ、ドル現物が消えているのは<事実>です。
nevada_report at 23:56
金融危機情報(なぜ大和生命を潰したのか?)
世界の金融市場が大激震にみまわれている今、G7構成国である日本が、極小の【大和生命】を倒産させて混乱に火を注いでどうするのか?という怒りの声が世界中の金融関係者から発せられています。
『日本人は今世界の金融市場がどのようなリスクを抱えているのかわかっているのか?』との疑問の声があちらこちらで出てきており、日本は異質という判断がされるかもしれません。
折から、今日の<ファイナンシャルタイムズ紙>の一面には、世界の金融マンの顔として【ECB・FRB・イングイランド銀行】総裁の顔が掲載されており、<ウオールストリートジャーナル紙>は、世界主要国の金利として驚くべき金利グラフを掲載しています。
米国・ヨーロッパ・英国・中国
日本が入っていないのです。
世界を代表します2大経済紙が日本を“無視”しているのです。
今回の【大和生命】破綻のつけはとてともなく大きいと思っておいた方がよいと
思います。
nevada_report at 16:31
金融危機情報(暴落して始まったヨーロッパ株式市場)
ドイツ(DAX) −9.29%
英国(FT) −8.75%
【ドイツ】はオープニングは10%以上、下げており今は若干落ち着いておりますが
NY市場次第では更に売り込まれることもあり得ます。
NY市場が踏みとどまってくれるのか、それともNYダウが1,000ドル以上の暴落して幕を下ろすのか。
今日の欧米の株式市場の動向はきわめて重大です。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report/