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世界経済体制を危機に落とし、何百兆円の金をすでに破壊し、米政府は今、70兆円を用意する、それでも足りないらしい。
金融危機は、人々不安に陥れ、一般企業の資金繰りを困難にさせ、失業率を上昇させ、生活、経済を長期間にわたって麻痺させる。
しかし、これは天災ではない、人災である。
金融危機ではなく、仰々しい言葉を使って恐縮だが、未必の故意による金融テロでないのか?ブッシュ大統領によれば、テロリストはグアンタナモ収監のはずだが。。?
この影響で、大きな製造会社が閉鎖、合併されてみれば、ある月より、数千の従業員の給料が支払われなくなる。部品の納入会社は仕事にあぶれ、新車なぞまず売れない、生命保険の契約なぞ一件も成立しない、負のドミノ効果が目に見えるようだ。
それでも、今後の経済再建のためにつぶれた金融機関らのノウハウが必要なので、また億単位近くの給料が支払われるという、米議会の反対にあって、どう決着がついたが不明だが。。。もしそのとおりなら泥棒に追い銭とはこのことだ。
鉄火場市場という言葉は当たらない、鉄火場通いの人たちは自分の金で丁半かけている。博打のツケがたまれば、自分の家屋を売って清算する。
AIGの幹部連中は八兆円の国家支援が決まった後、四千五百万円のビーチバケーション(会合)を楽しんだという、キャンセルできなっかたという、請求書は会社送りは言うまでもない。
議会の公聴会で、あんた、五年間で、450億かせいだのは本当ですかと聞かれて、リーマンの社長は、300億ですよと証言している。漫画である。
彼らは金融市場を、資本主義を、経済体制を、「人々の金、仕事、生活を人質にして」、「くいもの」にしていてだけではないのか?
エリートとしての、矜持、使命感なぞ皆無。
健全な金融システムの維持、発展は国民全員利害にかかわる公共的なものだ、政府機関は、ここ数年多くの識者の指摘を無視し、新自由主義を合言葉にほったらかしておいた。
金融工学なぞと聞こえはいいが、株、不動産価格は上がる、銀行、保険会社はつぶれない、幼稚な理屈が土台になっていたのではないか?
そうでもなければ、こんな混乱は起きていないはずだ。
遅きに失した感があるが、金融市場の規制、透明化は、必要である。
「未必の故意」
http://www.court-law-office.gr.jp/mini-jiten/jiten-html/ma-line/mi/mihitu-no-koui.htm