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【ワシントン=弟子丸幸子】米大統領選候補の民主党のオバマ、共和党のマケイン両上院議員は3日、金融安定化法の成立を歓迎する声明をともに発表。そのうえで、追加対策の必要性をそろって訴えた。
オバマ氏は「まだ祝福する段階ではない」と法案の実行状況を見守る考えを示した上で、住宅問題の解決には「今回の救済策以上の対応が必要だ」と指摘した。マケイン氏も「この安定化法は完全ではなく“止血帯”だ。経済はなお痛手を受けており、さらなる行動が必要だ」と述べた。
米下院のペロシ議長は超党派合意に向けて尽力した議員をねぎらう声明を発表。一方、記者会見では「率直に言って、はるかに良い法案にできたのに、今回は環境が許さなかった」と語った。
先月29日に下院が否決した際に反対票を投じ、今回賛成に転じた民主党のルイス下院議員は「行動しない代償は、行動する代償より大きいと判断した」と語った。共和党の転向組、マイリック下院議員は「選挙で私は負けるかもしれないが、国のためには正しい行動をした」と述べた。 (12:02)