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http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003015&refer=jp_europe&sid=a6BjPx.7iEEk
トリシェ総裁:インフレリスクは後退した−金融混乱が成長に悪影響
10月2日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は2日、政策決定後の記者会見で、金融市場の混乱が経済成長を弱めており、その結果、インフレの脅威が後退したとの認識を示した。
ECBは政策金利を4.25%で据え置いた。トリシェ総裁はフランクフルトでの記者会見で「景気見通しに対する下振れリスクは増している」とし、その結果として「物価安定に対する上方向のリスクは幾分低下した。ただ、リスクがなくなったわけではない」と述べた。
欧州は今週、金融危機の新たな段階を迎えた。借り入れコストが急上昇するなかで銀行は調達難に見舞われ、複数の金融機関が政府により救済された。ユーロ圏経済にリセッションが迫るかたわらで原油相場は下落し、ECBには利下げの余地が生じている。
トリシェ総裁は、この日の政策委員会が利下げの可能性も検討したことを明らかにした。