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米国の住宅市場、2010年まで底打ちしない可能性=ムーディーズ
2008年 10月 1日 14:45 JST
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPnTK825022220081001
[ニューヨーク 30日 ロイター] ムーディーズ・インベスターズ・サービスは最新リポートで、米住宅市場の底打ち時期について、従来の予想より遅くなり、2010年までは困難だとの見方を示した。また、住宅建設業者の破たんが増加する可能性があると指摘した。
リポートによると、金融市場の混乱により、住宅建設業者と消費者にとって与信が受けにくくなっているほか、失業者増加、住宅ローン不履行や差し押さえ増加のリスクも高まっている。
「米国の金融システム危機は、住宅市場が改善する前に、住宅市場や経済全体の問題が悪化する可能性があることを明確に示している」と指摘した。
一部の住宅指標は年末前後に底打ちする可能性を示しているものの、ムーディーズは「少なくとも2010年までは、住宅市場全体に大幅な改善は見られないだろう」との見通しを示した。
ムーディーズはこれまで、底打ち時期を09年半ばあたりと予想していた。
同社は、住宅市場が好転する具体的な時期について、米議会で可決を待つ7000億ドル規模の金融安定化策の行方にかかっていると指摘。
また同社は、住宅建設業者について、保有する土地について多額の評価損を計上するか、債務を返済するか、もしくは資本や現金のポジションを増強する必要があるとし、「このような措置なしでは生き残れない住宅建設業者が出てくるだろう」と警告した。
一部の住宅建設業者は、06年3月から08年6月までに土地、オプション、合弁事業について、すでに255億ドル程度の評価損を計上した。
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