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東証、年初来高値から時価100兆円消失(中日新聞)
2008年9月30日 21時45分
30日の東京株式市場は、米金融危機の拡大懸念が強まり、ほぼ全面安となり一部上場企業の株式時価総額は、今年1月の年初来高値から約100兆円消失した。企業マインドが消極的になって設備投資を抑制したり、個人消費が冷え込むなど実体経済への影響が懸念される。
日経平均株価(225種)終値は前日比483円75銭安の1万1259円86銭と、18日に付けた今年の最安値を更新。東証1部上場企業の株式時価総額は、約347兆7088億円。ピークの1月9日の約458兆7498億円と比べると、約4分の1の価値が吹き飛んだ計算だ。
多くの企業が決算期末を迎える3月末と比較すると約41兆円の減少。中間期末に当たる30日の株価と3月末を比べて大手生命保険会社4社の含み益は約9100億円減り、第一生命経済研究所の試算によると、大手銀行6大グループは約1兆円減少したという。
30日は、午前中に平均株価の下げ幅が一時582円まで拡大。午後になって幾分買い戻されたが、売り圧力は強く、2005年6月以来、3年3カ月ぶりの安値水準で終わった。新日本製鉄、ソニー、トヨタ自動車など日本を代表する企業など487銘柄が年初来安値を更新した。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008093090214537.html