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(回答先: 世界一の債務国アメリカ。それを支えるのが日本の資金力。6600兆円のCDS爆弾が破裂したらアメリカ経済は吹っ飛ぶ! 投稿者 TORA 日時 2008 年 9 月 23 日 14:39:07)
何を呑気な、6600兆円のCDS爆弾が破裂したら世界経済も吹っ飛ぶ!
アメリカも吹っ飛ぶし、日本も吹っ飛ぶ。フラット化した世界は一蓮托生だ。中国は逃げたのではなく、買収したくとも、足元に火がつき始めてとても出資ができない状況である。
中国米国裏取引論を主張する青木氏を評価するTORA殿の論理は矛盾ではないだろうか。
米中が手を結んでいるなら、中国はここで米国に恩を売るだろう。しかし、出来ないのかしないのかは解らないが、米金融機関へ出資しなかった。
中国は、米ドルの更なる大幅安を見越して、今後米ドル債に投資しなくなれば、北米市場の輸出先を失うことになる。いまの中国では輸出がストップしたら中国経済は米国経済より先に崩壊し国家を失う。
私のブログ、LTCM奉加帳の呪を読んでいただいた方なら解るかもしれないが、リーマンとメリルリンチとの違いは、10年前の奉加帳へ参加したか否かにあったと思われる。ファニーメイ、フレディマック、AIGが救われるのは理解できるが、リーマンとメリルの差は、市場に対する責任を果たしたか否かである。
米金融機関やファンドの日本の銀行企業への出資はハゲタカと称し、日本の米金融機関への出資は強制だと考えるのは、ダブルスタンダード的な発想。メリルに出資したバンカメはどう説明されるのか?
基軸通貨ドルに代わる通貨が無い現状では、各国中央銀行がドルを防衛するのは、米国の為ではない、世界経済の決済システムを防衛している。確かに米国は日本やアジア各国のドル買いで命脈を保っていますが、日本やアジア各国は米国が北米市場の自由貿易を保障しているからこそ国が成り立っています。世界経済が吹っ飛んだ場合、資源エネルギー食料を貿易に頼る日本は1億2000万人が餓死しかねない。
FRBバーナンキ議長やポールソンが必死で、金融システムの破壊を食い止めるべく電光石火の荒業を繰り出し、世界恐慌を回避しようとしている。私は彼らの働きを認め応援している。
彼らの動きは後世、経済史家やバンカーから賞賛されると確信しているが、許されないことだが、崩壊を食い止められないかもしれない。そして嘲られるかもしれない。答えはいずれわかるであろう。
米国が破綻しても自分には無関係であると脳天気にも思っている連中、米国の窮状を愉快に思っている反米気分のブロガーや、投稿者には哀れみと怒りを覚える。米国の破綻は近代経済システムの破綻でもある。
米国の窮状を愉快に思う連中は、たぶん日本に原油や食料が届かなくなっても平気なのだろう。
日本からの、出資についてだが、バーナンキFRB議長・ポールソン財務長官ではなく、無能な人間が指揮しているならば、三菱UFJや野村も出資していなかったろう。
この危機を乗り越えた暁には、計り知れないメリットもありうる。投資と投機の狭間のようなリスクを背負った出資であることは事実だが、東京三菱は公的資金を返済済みであり、民間企業がリスクを背負ったことに対して、文句を言うべきことではない。これでは小姑の小言と一緒だ。
私は嘘つきで、ずる賢い、ロシア人や中国人、韓国人にお人好し呼ばわりされても恥でもなんでもないと思う。日本人は「誠」の民族である。たとえ遊んでいて働かないキリギリスが冬、餌を恵んで貰いにきたら、喜んで当座の分だけ与えよう。日本人は誇りを持って働けばいいだけだ。
但し、国家たるもの、いい加減日本も自立をしなければならない。米国と距離を置くならば、憲法9条を廃棄改正し、巡航ミサイルは持ち、ICBM・核兵器については、必要であれば製作できるだけの法的根拠と生産設備を持つ、インテリジェンス能力も持つ普通の国家でなくてはならない。私は普通の国家になって欲しいと願う
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バブルの頃の日本はアメリカのビルや企業を買収しましたが、その後痛い目に会って手放している。三菱地所もロックフェラーセンタービルを買って1000億円の損失を出して撤退した。今回の三菱のモルガンへの出資も罠にかけられてぼったくられる可能性がありますが、アメリカ人の国民性をよく考えておく事が必要だ。契約などにおいて注意していないととんでもない内容になっている事がある。
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この件については、自称ロックフェラーに車を運転させた男「苫米地英人」に「お前のせいだ!」と文句を言おう。