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(回答先: Re:未だに親米ポチ派の間ではグリーンスパンを英雄視する信者が多い。だめだこりゃ。 投稿者 戦争犯罪人ブッシュ 日時 2008 年 9 月 23 日 10:10:16)
今時グリーンスパン氏を英雄視する市場関係者は見たこともないしレポートも読んだことがありません。是非そんな脳天気な市場関係者のレポートでもあれば、是非読んでみたいものです。退任直後は当然でしたが、08年3月頃まではグリーンスパンを評価するレポートは沢山ありました。ただし、サブプライム問題以降、グリーンスパンの退任直前の金融政策を評価するレポートを書く豪傑は少ないでしょう。最後にグリーンスパン伝説を締めくくったのは日経新聞の私の履歴書(版権を買った自叙伝の抜粋だった)ですかね。
グリーンスパンも2005年頃にはサブプライムにつながるトラップは十分認識していたし、彼も辞めたくてしかたがなかった。ただ、彼が偉かったのは後任を日本のバブル崩壊を研究し尽くしたバーナンキを議長として選んだことだと思います。それでもブラックマンデー〜2000年のITバブル崩壊〜9.11直後の金融政策に関しては評価すべき点は多いことも事実デス。特に米金融関係者にとってはとしておきましょう。
貴君かれすれば、米国は、日本から血を吸って生きているように見えると思う。それも事実。しかし、米国は、富を自国で独占するのではなく、自国市場を日本欧州やアジアの新興諸国に開放したことを忘れてはいけません。米国の消費者が、自分の将来のことなど考えずにせっせと消費してくれたおかげで、貧しい後進国の庶民の職が確保され新興国経済がテイクオフ出来るようになったことも忘れてはいけません。
もしブッシュ政権では無く、ゴア民主党政権が成立したならば、日本経済は滅茶苦茶な状態になっていたことは容易に想像できます。今、米ビックスリーの倒産の危機が噂されているが、米民主党政権があと8年続いたならば、今頃トヨタ日産ホンダの日本の自動車メーカーは潰れていたかもしれません。キャノンやSONY・任天堂も見る影もなかったかもしれません。クリントン(中国エージェント)政権時代、我々日本はどんな仕打ちを受けたか、覚えていますか?
ヒラリーが大統領選に脱落して安堵しておりますが、マケイン優勢と読んでますが、万が一オバマ民主党政権になった場合、米国の覇権が潰え、世界は多極化の混乱と混沌の世界が創造できます。
もしよければ小生のブログ記事【ドルの基軸通貨からの退位は、時期尚早である。<戦後の米ドル経済小史> 】を読んで頂くと幸いです。
http://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38/17219232.html