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ワシントン――テキサス州南東部に9月13日に上陸したハリケーン「アイク」の被害で、米内務省は18日、メキシコ湾にある少なくとも49カ所の海上油田掘削施設が損壊し、一部は再建不可能な状態にあるとの報告書を発表した。
これらの施設の生産能力は原油の総量が1日当たり1万3千バレル、天然ガスが同約24万立方メートル。同湾に浮かぶ海上油田施設は3800カ所以上で、生産総量は原油が日量約130万バレルなどとなっている。アイクの影響で、大多数の施設は依然閉鎖されたままとなっている。
内務省は、原油漏えいの未確認情報を受け、ヘリコプターで海上施設を調査したが、漏出は発見出来なかったという。ただ、天然ガスのパイプライン5本の損傷を確認した。
一方、エネルギー省は18日、テキサス、ルイジアナ両州にある31カ所の石油精製所のうち12カ所がハリケーンの影響で操業停止していると報告。残りの精製所は正常に操業しているという。31カ所の生産量は日量約300万バレルとなっている。