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http://www.forexwatcher.com/cmepos.htm
世界的に原油安ドル高だが 円ドル為替だけは、どうも経済的合理性に欠ける不可解な動きをしています。
先々週末発表の米雇用統計が予想以上に悪かった為、円ドルは一時105.55 円まで円高ドル安となった。
ところが、米政府が住宅金融公社(GSE)2 社の救済を発表すると、ドル円が109 円台まで円ドルで円が売り込まれドルと原油が反発した。しかし直ぐに原油安・ユーロ安ドル高に転じ、11 日にはユーロが約1年ぶりに1.4 ドルを割り込んだ。ユーロ円は1 週間に10 円弱も急落した。しかし、円ドルで106〜107円台の円高となった。
北京五輪も終わり、8 月の中国鉱工業生産・前年比が+12.8%(6 月+16.0%、7 月+14.7%)と鈍化するなど、世界景気は減速しており、原油価格はさらに下落が予想される。原油安ユーロ売りのドル買いの動きは続く。
原油価格が大きく下がることで、景気後退懸念が弱まり景気回復期待が優勢になれば、NY市場株価は上昇に転じドル高円安に振れてもおかしくはない。
ところがだ、為替の動きと同じくして、シカゴ先物筋はドル売り円買いポジションが優勢になった!
私には十分理解できないが、とりあえず円ドルの短期相場観の若干円高に訂正をした方がよさそうだ。
先週シカゴ先物筋、米ドルはどの通貨に対してもドルロングだったが、唯一円ショートが減り気味だったが、先週末遂に円ロング優勢になってしまった。円ロングになったシカゴ筋の動きは1週だけかもしれないが、シカゴ先物筋の動向は侮れない。
GSEやら、リーマンブラザースの動きで、何かしら重大なことが起きていたら、円以外にもドルは安くなるはずだが、円のみドルに対し強い。北朝鮮も緊張が高まるし、国内政治は選挙に向かい安定していない。消極的選択法で円が安定といった理由以外、円が買われる理由も見つからない。
テクニカル上ではもっと不思議な状況だ。珍事とまではいかないが、同じ円ドルチャートで、日足と週足ではテクニカル的な分析が180度異なる稀なケースだ。
日足のグラフに従えば円高予想。週足のグラフに従えば円安予想となる。実に解釈に困る。
円ドル日足
http://www.forexwatcher.com/charts.htm
円ドル週足
http://www.forexwatcher.com/charts.htm
為替相場は内外金利差や株価、商品市況などを材料に変動する。
円は、実質実効為替レートが低く、通貨の下落要因がなくなると、純輸出へのプラス効果から通貨には上昇圧力がかかりやすくなる。
ドルは08 年3 月にかけて、サブプライム問題に端を発した米金融危機などを背景に下落したのちに、反発している。ドル安要因の一つであった米利下げの停止に加えて、原油商品市況が上昇から下落に転じたためだ。ただ、その水準は過去との比較からみるとまだまだ低く、米国の純輸出にプラスに働いているとみられる。
円は07 年7 月にかけて下落したのちに、米利下げによるドル安などを背景に上昇した。
だが、08 年3 月以降はドル高への転換とともに再び下落し、その水準は低いままだ。
日本の純輸出にはプラスに働いているといえよう。
日銀実効為替レート
http://www.boj.or.jp/type/stat/dlong/fin_stat/rate/index.htm#forex
原油価格が大きく下がることで、景気後退懸念が弱まり景気回復期待が優勢になれば、NY株価は上昇し、金利上昇ドル高へ動くので、シカゴ筋の円ドルは不可解。、中長期的に米ドルが利上に転じれば、ドル高円安となるはずです。
【Ddogのプログレッシブな日々】
http://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38/16756961.html