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9月12日(ブルームバーグ):米住宅差し押さえに関するデータを集計する米リアルティトラックが12日に発表したところによると、8月の差し押さえ手続き件数は前月比で12%増加し、過去最大を記録した。住宅の値下がりで売却やローン借り換えが難しく、差し押さえが増えた。
リアルティトラックによると、デフォルト(債務不履行)通告、競売通知、所有権移転を合わせた8月の差し押さえ手続き物件は30万3879戸で、2005年1月の集計開始以来で最大となった。米国の住宅416戸に1戸の割合で差し押さえの手続きに入った計算になる。
今までの最高は5月の27万3001件だった。8月は前年同月比では27%増えた。前年の8月も高い数字だったため、前年比の増加率は7月に比べ半分程度に抑制された。
差し押さえ手続きの最終段階である債権者への所有権移転は前年同月比で倍以上に増え9万893件。デフォルトは10%増、競売は7%増加した。
8月の件数は前年比で07年2月以来の低い伸びだった。リアルティのジェームズ・サッカチオ最高経営責任者(CEO)は発表資料で、差し押さえ抑止に向けた新法が貢献しているのかもしれないとする一方で、「本当に差し押さえが減るのか、一時的なものなのかはまだ分からない」と述べた