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(回答先: Re:米メリルリンチ株が急落、リーマンの次の標的との見方＝市場筋 投稿者 rand 日時 2008 年 9 月 12 日 11:09:19)
７／２９のロイターによると、メリルリンチは第３四半期決算、５７億ﾄﾞﾙ（6100億円）の評価損計上見通しと増資発表 を発表しています。
以下はその内容です
［ニューヨーク ２８日 ロイター］ 米投資銀行大手メリルリンチ(MER.N: 株価, 企業情報, レポート)は２８日、リスクの高い債券の売却により、第３・四半期に税引き前で５７億ドルの評価損を計上するとの見通しを示すとともに、８５億ドル相当の普通株を発行し、資本を増強すると発表した。
メリルによると、資本増強策については、既に同社の大株主であるシンガポールの政府系投資機関テマセク[TEM.UL]が３４億ドルを引き受けることで合意している。
メリルは今月、第２・四半期決算で４９億ドルの赤字を計上したばかり。同期の決算でも９０億ドル以上の評価損計上が収益を圧迫した。
今回の評価損計上見通しと資本増強計画を受け、業績立て直しに向けたジョン・セイン最高経営責任者（ＣＥＯ）の手腕にさらに疑問符がつく可能性がある。
メリルは昨年４００億ドル以上の評価損を計上し、１９２億ドルの損失を出している。
テマセクは昨年１２月と今年２月に１株４８ドルで５０億ドル出資したが、メリル株は現在、当時の水準の半分近くで取引されている。
メリル株はニューヨーク証券取引所の通常取引を１１．５９％安の２４．３３ドルで終えた後、時間外取引では０．６７ドル上昇し、２５ドルで取引されている。
メリルは、３０６億ドルの債務担保証券（ＣＤＯ）をプライベートエクイティファンド、ローン・スターの関連会社に６７億ドルで売却することに合意したとしている。これにより４４億ドルの評価損が発生するという。
さらに、係争中だった金融保証会社セキュリティー・キャピタル・アシュアランス（ＳＣＡ）(SCA.N: 株価, 企業情報, レポート)の３５億ドルのクレジット・デフォルト・スワップ（ＣＤＳ）を放棄し、５億ドルの現金と引き換えに和解することでも合意した。この和解や他のＣＤＯのヘッジに絡んだ訴訟の和解により、１３億ドルの評価損を計上する見込みという。
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