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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080910-00000115-mai-bus_all
<米リーマン>6〜8月期の最終損失39億ドルに拡大
9月10日21時41分配信 毎日新聞
【ワシントン斉藤信宏】米証券大手リーマン・ブラザーズは10日、08年6〜8月期決算で、低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題に伴う評価損など78億ドル(約8400億円)を計上した影響で、最終損失が39億ドルに膨らみ、2四半期連続の赤字に転落したと発表した。住宅ローン担保証券(MBS)などサブプライム問題のあおりで値下がりした証券化商品の評価損が響いた。
同時に、保有資産の大半を別会社に分離するなどして大幅に圧縮することを柱とする経営再建策も明らかにした。資産運用部門の売却交渉も進めているという。
リーマンは08年3〜5月期決算で、評価損70億ドルを計上し、最終損失27億7400万ドルと上場以来初の最終赤字に転落。6〜8月期に追加の損失処理が必要になり、資本不足に陥るとの懸念が浮上していた。9日には韓国産業銀行との増資引き受け交渉が不調に終わり、資本調達ができないとの観測からニューヨーク株式市場で売りが殺到していた。
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)も同日、格付けを引き下げる方向で見直すと発表。リーマンは急きょ、今月18日に予定していた決算発表を前倒ししていた。