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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080903AT2M0300V03092008.html
アルゼンチン、パリクラブ債務支払いを表明
【サンパウロ＝檀上誠】アルゼンチンのフェルナンデス大統領は2日、2001年から返済を停止している日本を含む外国政府が保有する約67億ドル（約7300億円）の公的債務の支払いを再開する意向を表明した。中央銀行の外貨準備を財源とする計画。国際金融界との関係正常化を狙う。
返済を表明したのは主要債権国会議（パリクラブ）を構成するドイツや日本、オランダ政府に対する債務。フェルナンデス大統領の説明では日本は約25％の債権を持つ。アルゼンチンは06年にも外貨準備を取り崩して国際通貨基金（ＩＭＦ）に96億ドルの債務を一括返済している。
アルゼンチンは01年に経済危機に陥り、1300億ドルにのぼる対外債務の支払い停止を宣言。その後、民間債権者に対しては元本の大幅カットを求める債務再編を進めたが、パリクラブとの返済交渉は棚上げしており、国際金融市場での資金調達が難しい状況が続いていた。(11:46)
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