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「金融安定と安定的な物価環境のバランスを取る」ためには、「それを行う際、個々の機関が破たんするのを容認しなければならない」
こういう発言は、ありそうでなかった。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003013&sid=aXJVjlUaxk1Q&refer=jp_us
カンザスシティー連銀総裁:金融機関の「破たん」を認める必要も
9月1日(ブルームバーグ):米カンザスシティー連銀のホーニグ総裁は1日、各国経済が最も良く機能するためには金融機関の「破たん」を認める必要があるとの見解を示した。
ホーニグ総裁は、アルゼンチンのブエノスアイレスでの講演で、各国経済は「金融安定と安定的な物価環境のバランスを取る」必要があり、「それを行う際、個々の機関が破たんするのを容認しなければならない」と語った。
米金融当局が緊急融資プログラムの対象を商業銀行や投資銀行に拡張するなどの対策を講じた後でも、金融市場の混乱は長引いている。同総裁は、サブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)危機と金融市場の変化が相まって、「金融安定を維持する中央銀行の役割に対し、新たな疑問が提起された」と指摘した。
そしてホーニグ総裁は、「金融危機は、われわれが阻止に向けた最善の努力をしても、起こるだろう」と述べた上で、「向こう数十年の間に規模と範囲の両面で金融業界の再編が進むなか、『大き過ぎてつぶせない』という問題の重要さは増すだろう」と予想した。
同総裁は、米経済見通しや金融政策については言及しなかった。