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http://www.spshimbun.com.br/content.cfm?DA_N_ID=12&DO_N_ID=25765
ソロス氏の国際金融危機観 前代未聞の大規模、だが七千億ドルで十分
世界のメガトン級投資家と呼ばれるジョージ・ソロス氏は、国際金融危機の規模、米国政府の対策についてコメントする。それは、いままで見たことのない規模の金融危機、米政府の対応策はあれで十分、というもの。
金融機関救済に七〇〇〇億ドルの公的資金注入は、十分すぎる。ただ、危機に直面した、パニック状態の人々の行動は事前に読み取れない。
現在の抵当システムは破綻したといえる。新しいシステム構築が必要である。
一方、国庫が買い上げる銀行株の株価を意図的に押し下げようとする投機戦が展開されており、要注意で、それをさけるには、市場価格よりも若干高く買い上げることが必要だ。国庫はモルガン・スタンリーの救済を急ぐ必要がある。三菱UFG(二一%買収、約九〇億j)による買収価格よりも高めに買い上げることが望ましい。
批判すべき点は、米政府の救援策がおくれたこと。もっと早ければ損害がもっと少なくてすんだはず。それと米国経済における消費の行き過ぎ。生産よりも六から七%多く消費することになれきってしまっている。
2008年10月14日付