★阿修羅♪ > 国家破産58 > 1011.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 金融危機情報 (歴代2位の株価下落と準備) 【nevada】 投稿者 愚民党 日時 2008 年 10 月 16 日 19:09:40)
失業率:相次ぐ説明会取り消し、大学にも経済危機
現代経済研究院「若年層の体感失業率は15.4%」
世界的な金融不安の中、大学では経済危機が再び訪れたような雰囲気だ。
ソウルのある大学では、最近証券会社2社から10月中旬に予定されていた採用説明会を取り消すとの知らせを受けた。「経済が困難な状況にあり、今年は新規採用のめどが立たない」というのが理由だった。
同大学の就職相談室の担当者は、「こんな急に採用説明会を取り消すケースはめったにない。経済が困難な状況にあり、就職事情も悪化しているという現実を実感する」と述べた。
2年前に首都圏の四年制大学を卒業したキムさん(27)は、先週末に大学の同窓会に出席して非常に驚いた。同期のうち半分近くが就職できずにいたからだ。キムさんは「仕事のない状況に対するグチばかりを聞いて帰ってきた」と述べた。
各大学の掲示板や就職サイトなどには、就職難を訴える書き込みが1日に数十件以上寄せられている。卒業を目前に控えていたり、あるいは卒業したばかりの求職者の間では「自分たちも10年前のアジア通貨危機のときのように呪われた世代になった」「卒業証書も紙くず同然だ」などの自嘲めいた内容の書き込みが目立つ。ある地方大学の就職相談室の担当者は「就職できない卒業生が増えているため、昨年の今ごろに比べると相談件数は2倍以上に増えた」と語った。
世界的な金融不安が表面化して以降、企業の採用も急速に冷え込んでおり、若年層の就職難はさらに悪化する見込みだ。先月は全体の雇用数が昨年同月に比べて11万人増加したが、若年層(15歳から29歳)の就業者数は逆に8万2800人減少した。先月の若年層の失業率は6.1%で昨年9月の7%に比べると0.9%低下したが、これは決して楽観できる結果とはいえない。仕事を求める若年層が就職準備者や求職放棄者などの非経済活動人口へと流れてしまうと、その数値が失業率に反映されなくなる、という統計上のカラクリがあるからだ。
現代経済研究院は最近の報告書で、「就職準備者などをすべて含めた場合、若年層の体感失業率は15.4%に跳ね上がる」と分析している。
就職活動を行っている若年失業者26万3000人に求職を放棄した24万7000人、さらに就職準備中のおよそ59万人などを加えると、若年失業者は100万人をはるかに超えるということだ。
現代経済研究院の兪炳圭(ユ・ビョンギュ)常務は「金融不安は内需の不振や輸出鈍化など、実体経済に大きな影響を及ぼす。そのため企業の新規採用も今後さらに先細りするだろう」と予想した。
鄭恵全(チョン・ヘジョン)記者
崔炯碩(チェ・ヒョンソク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/article/20081016000048