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[28日 ロイター] フォックス・ピット・ケルトンのアナリストは、ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)、リーマン・ブラザーズ(LEH.N: 株価, 企業情報, レポート)、モルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)3社の第3・四半期の評価損が、ヘッジ関連の利益に相殺され小幅減少する可能性があるとの見方を示した。
フォックス・ピットのアナリスト、デービッド・トロン氏は顧客向けノートのなかで「レバレッジドローン、商業用・住宅モーゲージ全般の問題のある資産に関連し、(第3・四半期に)3社が合わせて61億ドル(約6700億円)の評価損を計上する」と予想。
3社は第2・四半期には、ヘッジ絡みの損失が一因となり69億ドルの評価損を計上していた。
一方、3社の第3・四半期の総収入は130億ドルになると予想。第2・四半期から15%、前年同期比で47%減少するとみている。
同氏は、世界的な株価急落やオークション・レート証券(ARS)をめぐる政府当局との和解など新たな問題に直面したと指摘した。