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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080825AT2M2500K25082008.html
中国アルミ、英豪リオへの出資11％に引き上げ 豪政府が認可
【シドニー＝高佐知宏】オーストラリアのスワン財務相は24日、中国の非鉄最大手、中国アルミが英豪資源大手リオ・ティントへの出資比率を現在の約9％から約11％まで引き上げることを認めると発表した。リオへは豪英資源最大手ＢＨＰビリトンが総額約1500億ドル（約15兆円）の買収を提案している。中国アルミのリオへの出資引き上げにより、ＢＨＰが買収を実現するためには中国アルミの同意が必要になり、戦略の見直しを迫られそうだ。
リオは英国と豪州の両本社体制をとっており、それぞれロンドンとシドニーの証券取引所に株式を上場している。豪財務相はこのうちロンドン上場のリオ株を中国アルミが14.99％まで取得することを容認した。これに伴い、シドニー上場分と合わせ、中国アルミのリオ全体への出資比率は現在の9％から11％に高まることになる。(13:01)
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