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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080813-00000168-mailo-l33
県職員給与:「削減率、現在の倍」全国で最も厳しい水準に 会見で知事示唆 /岡山
8月13日13時2分配信 毎日新聞
県の財政危機問題を巡り、石井正弘知事は12日の会見で、検討している職員の給与カットについて「(国家公務員の給料水準と比較した)ラスパイレス指数で、大阪府を下回るくらいの数値を念頭に置いている」と全国で最も厳しい水準になることを示唆した。
大阪府は財政再建のため、平均7・2%の給与カットを実施しており、これを反映させたラスパイレス指数は90程度になるとみられる。一方、平均3%カット中の岡山県の指数は96・2(07年4月1日現在)で全国44位。大阪府の水準にまでカットするには「削減率は今の倍(6%)以上」(石井知事)にする必要がある。
◇チボリ問題 株主総会前に施設活用求める考え
また、会見で石井知事は倉敷チボリ公園問題にも言及し、26日に予定される株主総会の前にクラボウ(大阪市)を訪れ、既存の公園施設の活用を求める考えを示した。その上で、「株主総会後は倉敷市長と連携し、正式に協議する」とした。
クラボウの施設活用の可能性を問われた知事は、「利益を上げる方針を出すのは会社として当然の責務だが、地元への貢献も含めて検討されていると思う」と期待を寄せた。【佐藤慶】