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http://japanese.cri.cn/151/2008/08/02/1s123250.htm
このほどスイスのジュネーブで開かれていたWTO・世界貿易機関の新多角的貿易交渉が閉幕しました。ドーハラウンドの鍵となる突破口を見出すことで合意はできず、交渉は決裂しました。
中国の陳徳銘商務相は2日、北京で記者のインタビューに応じた際、「交渉が決裂した直接的な理由は、アメリカとインドが農産物の特別な保障メカニズムについて意見が食い違ったためで、中国とはかかわっていない」と述べました。
WTOの30あまりの加盟国の代表は7月21日からジュネーブで閣僚級交渉を行い、年内最終合意に向けて努力しました。多くの議題に関しては合意したものの、発展途上国の農産物の特別な保障メカニズムについて、アメリカとインドの意見が食い違ったため、交渉決裂となりました。
陳徳銘商務相は、「中国はこの問題に関する交渉では大局を重んじ、柔軟に動いてきた」と語りました。(翻訳:周莉)