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7月31日(ブルームバーグ):任天堂の株価が前日比5000円(8.7%)安の5万2600円とストップ安(制限値幅いっぱいの下落)。前日に好決算を発表したものの、市場期待が高かっただけに、通期予想を据え置いたことで失望売りが膨らんでいる。
みずほインベスターズ証券調査部の田村悦子アナリストは、「前期も四半期ごとに業績予想を上方修正してきただけに、市場の期待が高くなりすぎていた」と株価急落の要因を分析。前期は、2007年7月、10月、08年1月と決算発表のたびに通期営業利益予想を上方修正していた。
第1四半期(2008年4−6月)は携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」の販売が国内で落ち込んだものの、田村氏は「これは予想の範囲内。むしろ、欧州でDSの販売が想定を上回ったことで、海外の好調さ、いいサイクルが確認できた」と述べた。
第1四半期の連結純利益は前年同期比34%増の1073億円。据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」の販売が好調で、当初予想より円安に推移した為替相場も寄与した。「Wii」は国内で減少したものの欧米での普及が加速し、世界販売は517万台で同51%増えた。DSは欧米をはじめとした海外では増加したが、国内では減少、全世界販売台数は同4万台減だった。