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自民党は、派遣や低所得者でも株主になれて、配当を受け取れるよう
株の最低購入単位を引き下げるような政策を打ち出せ、間接金融からの脱却という面からも必要で重要な処置である。
株と預金が両輪で回るからこそ、金融政策もうまくいくのであって
両輪ともが崩壊した日本は、共産党からみれば「儲けは株主への配当と政治献金となっている」という単純な批判の対象でしかなくなる。
その批判が、現代のマクロ経済の基本的システムの根本である以上、これはあまりいい議論といえない、もしこれを廃す運動なら、進化の後退でしかない。
しかし、その現経済の基本システムが富裕層の遊び道具、庶民に使えないシステムというのも事実。
なんとかしろ、自民党、民主党
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-07-21/2008072101_02_0.html
ピンハネ、過酷労働…モノ扱いの派遣と共通
「蟹工船」ブーム語る
「おかしな政治 変えよう」
フジ「報道2001」 佐々木議員
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「おい地獄さ行ぐんだで!」で始まる小林多喜二の『蟹工船』が「前代未聞の大ブーム」―二十日放映のフジテレビ番組「報道2001」が紹介しました。日本共産党の佐々木憲昭衆院議員が出席しました。
番組は、「ブームの背景には、いったい何があるのか」と問いかけつつ、『蟹工船』を題材にした映画や漫画をバックに、地獄の日々に怒りを爆発させた労働者がストライキを決行するまでのあらすじを紹介しました。
また、「格差問題に取り組んできた共産党で、新規党員が月千人単位で増えている」として、街頭で訴える志位和夫委員長の姿を大きく映し出しました。
司会者から、多喜二が学んだ小樽高等商業学校(現小樽商科大学)の後輩として紹介された佐々木氏は、「多喜二が描いたのは、周旋屋にピンハネされ、非常に過酷で奴隷的な労働を強いる時代だった」「いまの若い人たちが置かれている労働現場の、人をモノ扱いする無権利な実態と非常に共通している。そこが共感を呼んでいる」と発言。派遣労働の自由化によって、貧困と格差が広がった実態を明らかにしました。
佐々木氏は、「大企業減税の一方で、庶民からは(増税と負担増で)吸い上げ、労働者の賃金は下がっている。もうけは株主への配当と政治献金となっている」と指摘。そのうえ、他の党は政党助成金まで受け取っていると批判し、おかしくなっている政治を変えるべきだと強調しました。