★阿修羅♪ > 国家破産57 > 468.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
[ニューヨーク 14日 ロイター] フォックス・ピット・ケルトンのアナリスト、デビッド・トローン氏はリサーチノートで、米証券大手リーマン・ブラザーズ(LEH.N: 株価, 企業情報, レポート)は、同社について事実に反するうわさを広めている空売り筋の影響を払しょくするためには、株式非公開化が有益となる可能性があるとの見方を示した。
14日の米港株式市場でリーマン株は14%超急落し、1999年8月以来の安値をつけた。年初来では約81%下落している。
トローン氏は、リーマン株の下落は同社の資金調達能力や財務状況が原因ではなく、「むしろベアー・スターンズのような事実上の取り付け騒ぎに陥る可能性を投資家が織り込んでいることによる」と指摘。
「公開株式がなければ空売りもなくなる。したがって、うわさを利用する理由もなくなり、取引相手や債権者の不安をあおる原因もなくなる」との見方を示した。
また「資産売却や単なる資本注入でパニックの恐れが解消されるとは思わない」とし、「空売り可能な公開株がある限り、不安に基づいた取引が続くだろう」と述べた。
リーマンの広報担当者マーク・レーン氏はコメントを控えた。