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http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10116304314.html から転載。 2008-07-14 22:14:00 本日(7月14日)、FRBは市場の信頼感を支えるため、ファニーメイとフレディマックに対して窓口連銀貸出制度の利用を認める考えを表明したほか、財務省も両社に対する信用枠を一時的に拡大し、必要な場合には株式を取得する意向を明らかにした。当面は支援策が発表されて安心感が広がっているようだが、果たしてどうだろうか?両社と取引のある日本の金融会社もあるようだから、重大な関心を持って今後の推移を見守っていかねばならないだろう。ひょっとすると厚労省が管轄する年金積立金が両社に資金運用とばかりに投入されていないとも限らないのだ。 [机の上の空 大沼安史の個人新聞]の情報によると、ウォールストリート・ジャーナル(14日付、電子版)は、世界の中央銀行(日銀も??)、年金資金なども、両社の株、債権に「投資」していると報じているそうだ。 ============================================= http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-32729320080714 フレディマックの債券発行は無難に消化へ、政府の支援策で安心感(ロイター通信) [ニューヨーク 13日 ロイター] 米国の政府系住宅金融機関(GSE)である連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N: 株価, 企業情報, レポート)の経営不安の高まりを受け、米財務省と連邦準備理事会(FRB)が大規模な支援策を発表したことで、市場の注目を集めているフレディマックの債券発行は無難に済むとの見方が広がっている。 フレディマックは14日に、3カ月物と6カ月物の短期債を発行する。フレディマックは株価が年初に比べ60%も急落し、資金調達に対する不安が広がっている中、今回の債券発行は同社に対する投資意欲を計るバロメーターになるとみられている。 1000億ドル以上の資産を債券で運用しているルーミス・セイレス社のダン・ファス副会長は、米当局による支援策が発表された後、ロイターの電話インタビューに対し「フレディマックの債券発行に何らかの問題が生じるとは考えていない」と述べ、ファニーメイとフレディマックが発行するエージェンシー債について「非常に割安」だとの見方から、数日前から買い入れていることを明らかにした。 ロサンゼルスのTCWグループのジェフェリー・ガンドラッチ最高投資責任者(CIO)も、「債券発行には何の問題もないだろう。政府は無制限の信用枠を供与する用意があるようだ」と述べた。 FRBは市場の信頼感を支えるため、ファニーメイとフレディマックに対して窓口連銀貸出制度の利用を認める考えを表明したほか、財務省も両社に対する信用枠を一時的に拡大し、必要な場合には株式を取得する意向を明らかにした。 前週末には、政府が両社を買収すれば両社の債券は安全性の極めて高い米国債と同じになるとの見方から、1日としては過去最大の上げを演じていた。 ブローカーのGovPX/Garban-ICAPによると、5年物の連邦エージェンシー債の利回りスプレッドは29ベーシスポイント縮小した。 ルーミス・セイレスのファス副会長は「私の予測では、(14日には)ファニーメイとフレディマックが発行する債券は、短期物を除いてすべて上昇するだろう」と述べた。 ワシントン・ポスト紙によると、米財務省は週末に、フレディマックが発行する債券の購入意欲を把握するため、それらの短期債の買い手となる銀行や他の企業に対する聞き取り調査を実施した。 200億ドルの資産を債券で運用しているアレジアント・マネジメントのアンドリュー・ハーディング最高投資責任者は、FRBや財務省が発表した支援策について「わが社は大量のファニーメイ債やフレディマック債を保有しているため、われわれのポジションにとって追い風になる。両社は住宅危機解決に向けて重要な役割を担っているため、政府は両社が落ち込んでいくのを放置できない」と語った。 JPモルガン・チェースのストラテジスト、アレックス・ルーバー氏は、GSEのバランスシートに対する見方がさらに悪化すれば、政府は何らかの形で介入に乗り出すだろうと予想、「政府はファニーメイとフレディマックを破たんさせることはできない。それは13日に明確になった。GSEの債券に対してショートポジションは取れない」と述べた。 (ロイター日本語サービス 原文Kkristina.Cooke記者、翻訳:長谷部正敬)
gataro-cloneの投稿
フレディマックの債券発行は無難に消化へ、政府の支援策で(あくまで当面は、)安心感【ロイター通信】
テーマ:世界の動き
米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディーマック)の株がニューヨーク市場で「売り」の標的になり、一時は前日の50%まで株価が急落したのは7月11日のこと。両社が抱えるサブプライム関連債権が5兆ドル(約530兆円)規模と、日本の国内総生産に匹敵するほど巨額なため、投資家が敏感に反応したものと思われる(米市場グラグラ 政府系金融株を「狼狽売り」【朝日新聞】から要約)。
2008年 07月 14日 14:19 JST