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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080710AT2M0902Z09072008.html
中国政府系ファンド、海外株式に投資
【北京＝高橋哲史】中国の外貨準備を運用する政府系ファンド、中国投資有限責任公司が近く海外株式への投資を始める。中国国営新華社系の中国証券報が9日、報じた。昨年9月に発足した中国投資の資本金は2000億ドル（約21兆4000億円）。うち800億―900億ドルを海外資産への投資に振り向けるとしている。
中国投資は海外の資産運用会社に委託して海外株への投資を実施する。昨年末から
(1)世界株式
(2)北米を除く先進国株式
(3)新興国株式
(4)日本を除くアジア株式――の4分野で運用会社を公募。
このほど、それぞれの分野で委託する会社を内定したもようだ。
中国投資は発足当初、「当面は主に海外の金融商品に投資する」としていた。しかし、これまでの投資は主に米投資ファンドのブラックストーン・グループへの30億ドル、米証券大手モルガン・スタンレーへの50億ドルなど経営不振に陥った金融機関への出資にとどまっていた。(07:03)
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