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http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080710AT2C0901N09072008.html
資本注入３行に改善命令へ 金融庁方針、前期目標達せず
金融庁は公的資金を注入しているあおぞら、琉球、岐阜の3銀行に、近く業務改善命令を発動する方針を固めた。2008年3月期決算の最終利益などが、経営健全化計画に盛り込んだ目標より3割以上少なかったため。公的資金注入行を対象とする「3割ルール」で改善命令を受けるのは3行とも初めてで、経営の立て直しが急務になる。
3行は早期健全化法により1999―01年に公的資金の注入を受けた。銀行が経営健全化計画で示した最終利益などの目標値より実際の業績が3割以上少ない場合、金融庁は早期健全化法と銀行法に基づき、業務改善命令を発動できる。金融庁は2期連続で3割ルールに抵触した銀行に対しては、経営者の退任を義務づけるといった強硬な措置を講じる方針だ。 (07:00)
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