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(回答先: 年金運用が5兆円の赤字、サブプライム直撃で…07年度(読売新聞) 投稿者 尾張マン 日時 2008 年 7 月 04 日 04:48:42)
年金:運用損が過去最大5兆8400億円(毎日新聞)
厚生労働省の年金積立金管理運用独立行政法人は4日、07年度の年金資金の運用結果を公表した。米国の低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題による株価下落の影響で、市場運用分の収益率はマイナス6.41%と06年度のプラス4.75%から大幅に悪化。運用損は過去最大の5兆8400億円に上り、5年ぶりに赤字に転落した。この結果を踏まえ、舛添要一厚労相は運用委員の一部交代とともに、資金の「分散運用」を検討する考えを示した。
同法人は07年度、119兆8868億円の資産のうち、市場で91兆3073億円を運用し、28兆5794億円を財投債に投じた。財投債で3222億円の収益を得たものの、市場では5兆8400億円の損失を出し、利息や借入金を含めた全体の赤字幅は5兆6455億円となった。これまでの累積収支は、依然7兆4108億円の黒字を維持している。
過去5年の平均収益率は5.7%で、10%前後のカナダなどに比べると低い。手堅い代わりに高い収益が見込めない国内債券中心の運用を批判する自民党国家戦略本部のプロジェクトチームは3日、政府系ファンドを設立し、積立金150兆円のうち10兆円を高利回りで運用する提言をまとめた。
この構想に舛添氏は4日、「150兆円の15分の1。リスクをかけても残り140兆円でカバーすればいい」と表明。「巨額のお金を一つの組織が運用しているなんて常識では考えられない。分散は当然だ」と述べた。
08年度末までに財務省の財政融資資金への預託金(約23兆円)が全額戻り、09年度の市場運用額は100兆円規模となる見通しだ。財投債も含めると積立金のほぼ全額を自主運用することになるため、逆に一層慎重な運用を求める声も出そうだ。【吉田啓志、堀井恵里子】
毎日新聞 2008年7月4日 19時15分
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080705k0000m010032000c.html