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クレジット危機の影響は09年まで続く見通し=モルガン・スタンレー(ロイター)
2008年 07月 2日 12:56 JST
[1日 ロイター] モルガン・スタンレーのアナリストは、クレジット危機の影響は2009年まで続き、モーゲージ資産は証券会社にさらなる評価損をもたらすとの見通しを示した。
Patrick Pinschmidt氏とAvi Ghosh氏が明らかにした。
両氏によると、証券会社は非流動資産の処分を急ぎ、レバレッジを外し、流動性と資本の強化を急いでいるが、クレジット危機に端を発するリスク管理の失敗は今後も業界を圧迫する見通し。
両氏は米証券業界の投資判断を「インライン」で始めた。また、米大手銀行や欧州の世界的銀行よりも米証券会社を推奨すると述べた。
また、ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)とリーマン・ブラザーズ(LEH.N: 株価, 企業情報, レポート)は「オーバーウエート」、目標株価はそれぞれ205ドル、31ドルとした。
メリルリンチ(MER.N: 株価, 企業情報, レポート)については、今後3四半期でさらに64億ドル(税引き後ベースで44億ドル)の評価損を計上すると予想。年末までにさらに40億ドルの増資が必要になるとの見方を示した。投資判断は「イコール・ウエート」で始めた。
メリルとリーマンはともに縮小が続くクレジット市場の影響を受けやすいものの、リーマンは今後2四半期で予想される損失の吸収に十分な資本増強を行ったという。
また両氏は、バランスシートの再編が他社に比べて問題がないとし、
ゴールドマンをトップ推奨銘柄とした。
ただ、上昇余地がより大きいのはリーマンだという。
リーマン株は6月30日時点で年初来約70%下落している。証券株指数.XBDは30%安。メリルは41%安、ゴールドマンは19%安。
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPnTK820268820080702