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http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2008/06/24/20080624m_06.html
伊達信用金庫(楽木恭一理事長)は23日、平成20年3月期決算を発表した。米国サブプライムローン問題に伴う株式相場の下落や貸倒引当金の積み増しなどで23億7600万円の経常損失、26億9800万円の当期純損失を計上し、平成14年3月期以来6年ぶりに赤字に転落した。
経常損益は、株式相場の大幅な下落を受けて有価証券評価損の減損処理費用に20億2700万円を計上したほか、地域経済の低迷や旧室蘭商工信用組合との合併にかかる貸倒引当金に9億2400万円を積み増したため、前期比25億円の減益となった。
特別損益は、道路拡幅に伴う移転補償金や役員退職慰労金の一部取り崩しで2億1800万円の特別利益を計上したが、合併費用を中心に1億3000万円の特別損失も計上。また、税効果の回収可能性を検証し、繰延税金資産4億100万円を取り崩した。
この結果、当期純損益は前期比28億2200万円の大幅減益となり、26億9800万円の赤字に転落した。
合併により預金の期末残高は1788億400万円に増加し、貸出金の期末残高も853億4500万円に増えた。
自己資本比率は前期比6・17ポイント下落し、5・30%となった。国内基準の4%を達成している。金融再生法上の不良債権は90億1200万円で、不良債権比率は10・41%。前期に比べ0・08ポイント改善した。
(伊藤教雄)