★阿修羅♪ > 国家破産57 > 190.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
【ニューヨーク=松浦肇】米証券大手ゴールドマン・サックスは17日発表のアナリストによるリポートで、米銀が今後、650億ドル(約7兆円)規模の追加資本増強を迫られる可能性を指摘した。信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題に端を発する信用収縮が2009年まで長期化するため。
同リポートは、米住宅相場が年内は下がり続けると予想。住宅ローンだけでなく事業者向けの不動産ローン、自動車ローンなどでも焦げ付きが拡大し、米銀が計上する損失額は09年1―3月期まで膨らみ続けるとした。米銀は既に860億ドル規模の貸倒引当金を積み、1200億ドルの資本増強に踏み切ったが、一段の大規模な資本注入を求められる可能性がある。
同リポートでは多くの大手銀行の目標株価も引き下げた。このため17日のニューヨーク株式相場で金融株が売られるきっかけとなった