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(回答先: ブラジルのルーラ大統領・・・ プレサウの原油は、ガソリンにかえて欧米に輸出する計画 【サンパウロ新聞】 投稿者 hou 日時 2008 年 8 月 29 日 23:05:18)
http://www.spshimbun.com.br/content.cfm?DA_N_ID=12&DO_N_ID=24728
プレサウ油田開発が焦点
《新公社の設立で意見続出 野党2党は政府案に強く反対》
ブラジル連邦政府の新発見大型油田の開発を新規設立公社に委ねる案には、各界が賛否両論に分かれる。ペトロブラスはこのほど、既存の関係は弊社が進めたい、そのために思い切った一〇〇〇億ドルの増資を行うとの意向を表明した。開発推進のブロックはトゥピ油田を中心とする周囲の八油田。また、増資によって連邦の出資比率四〇%が六〇%に引き上げられる。
《ルーラ大統領は賛否に触れず》
増資が実施されれば、国際入札によって開発権を手にしたペトロブラス自体、及び外資系企業は損することなく、権益を求める裁判問題は起こらず、少数株主らもおさまる(以上グローボ紙)。
一方、野党二党は連邦政府の新公社設立案に反対である。ブラジル民主社会党(PSDB)は、連邦憲法及び現行の法律九四七八号(原油規制法。一九九七年制定)によって、国内の油田及び天然ガス田は新発見のプレサウ層埋蔵油田も含めてブラジル国民に所有権が帰する。ルーラ大統領の国民の手に取り戻す必要があるとする理由は選挙がらみの含みしかない、とするセールジオ・ゲーハ党首(ペルナンブッコ州)のノートを発表した。
同党首はプレサウ開発問題討議のため上院議会における専門委員会の設立を提案する。なお、PSDB所属でもアエーシオ・ネーヴェス・ミナス州知事は反対ではない。
民主党(DEM)のエラークリト・フォルテス上院議員(ピアウイ州)は、ペトロブラスからプレサウ油田を取り上げることは債務不履行である。既存の約定及び株主尊重の姿勢が問われる。ペトロブラスがプレサウ油脈を発見できたのは企業努力、技術、及び株主の資金的バックアップによるところが大きい、と力説した。
他方、閣僚グループは一九日、ノルウェーのペトロ公社がブラジルのモデルにふさわしいとの意見を発表した。
これに対してルーラ大統領は二〇日、まだモデルは決まっていない。自分は新規公社設立に賛成でも反対でもない、と述べた。
2008年8月22日