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(回答先: 原油高に強い懸念 日米中印韓、エネルギー相会合で声明 「日本経済新聞」 投稿者 怪傑 日時 2008 年 6 月 08 日 01:56:34)
【ニューヨーク=山本正実】6日のニューヨーク商業取引所で原油先物相場が急騰した。
国際指標となるテキサス産軽質油(WTI)の7月渡しの終値は1日で過去最大の10・75ドルも上昇し、1バレル=138・54ドルを記録した。これまでの最高値を一気に5ドル超も上回った。過去2日間の上昇率は13%。一時は139・12ドルまで上昇し、取引途中の最高値も更新した。
米国で失業率が大幅に悪化したことを背景に、ドルがユーロなどの主要通貨に対して下落、ドル建てで取引される原油市場に投機マネーが流入した。中東情勢の緊迫化に伴う供給懸念からも買われた。
原油急騰は世界中のガソリン価格の一層の上昇圧力ともなる。さまざまな商品の値段が上がり、個人消費や企業業績の停滞を招く恐れがある。
一方、ニューヨーク株式市場は、米国の景気後退懸念から全面安となり、ダウ平均株価(30種)が前日比394・64ドル安の1万2209・81ドルと反落、約2か月ぶりの安値で取引を終えた。下落幅は世界同時株安だった昨年2月27日以来の大きさ。取引途中には一時、前日比412・39ドル安まで下落した。
原油の高騰が嫌気されたほか、6日に発表された米雇用統計で失業率が急上昇したことで、「米国の景気低迷が長引く」との見方が広がった。
インフレ懸念が強まったことで、金や穀物などの商品先物も軒並み値上がりし、金先物は取引の中心となる8月渡し価格が前日比23・50ドル高の1トロイ・オンス(約31グラム)=899・00ドルで取引を終えた。シカゴ商品取引所のトウモロコシの先物価格(7月渡し)も最高値を更新した。