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原油が急騰した。そして、民主党の副大統領候補選びが始まった。時を同じく「ビルダーバーグ」会議が開催された。
産経新聞------------------------------------------------------------------------------
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原油価格最高値を更新 1バレル=139・12ドル
2008.6.7 08:22
【ニューヨーク=長戸雅子】6日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の原油先物相場は、ドル安やイランの核開発をめぐる地政学的リスクの高まりを受けて急騰しした。取引の指標となる米国産標準油種(WTI)の7月渡しは一時1バレル=139・12ドルをつけ、取引中の最高値を更新、140ドル台を目前にした。これまでの最高値は5月22日の135・09ドルだった。
終値は前日比10・75ドル高の138・54ドルと最高値を更新。上げ幅も過去最大で記録ずくめとなった。
欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁が利上げに踏み切る可能性を示唆したことを受けて、為替市場で、ユーロなどに対するドル安が進行。ドル建ての原油取引に割安感が出たことも相場を押し上げた。
イスラエルのモファズ副首相が同国の有力紙に「イランが核開発計画を続けるなら、攻撃を行うことになるだろう」と発言し、中東情勢の緊迫化の懸念が高まった。市場関係者は「一時的かつ過剰反応の側面がある」とする一方、イラン核問題が「軍事衝突のリスクなど(中東地域の)懸念材料であり続けている」と指摘した。
5月の米雇用統計で失業率が2004年10月以来の高水準となったことに加え、米証券大手モルガン・スタンレーが7月初めまでに原油相場が150ドルに達する可能性を指摘したことも拍車をかけた。
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--------------------------------------------------------------------------------------以上引用
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/080607/fnc0806070823003-n1.htm
FRBが、金融緩和はやめ、利上げに踏み切りドル高に振れれば、石油価格が天井を打つかと判断した。しかし米国の利上げ前にECBが利上げをしたら、ユーロ高となりドルが売られ原油が上がってしまった。
まだ天井宣言をするには早すぎました、「読み間違えました」反省します。
そして、時を同じくして米国大統領選挙、民主党の副大統領候補が誰となるか?話題になっています。
ヒラリーは副大統領ポストの獲得に積極的だそうですが、ヒラリーが副大統領候補説は早くも消えそうである。溜池通信では、「ドリーム・チケットの場合、正副大統領が夫婦で揃って写真を撮るときに、ビル・クリントン元大統領が写ってしまいます。」との分析なるほど。
「ヒラリーに対する処遇論では、すでにいろんなオプションが検討されていて、なかでも渋いのが「最高裁判事に任命」というもの。なにしろこの仕事は終身であるし、リベラル派が少ないという問題もあるし、三権の長だからステータスも高い。そうでなければ、上院にとどまって院内総務(Majority Leader)を目指すのが、彼女にとっても民主党にとってもベストだと思いますけれども。」とかんべい氏は分析しています。
ヒラリー副大統領候補の目が無くなれば、アカシックレコード佐々木氏も私同様に予言が外れたことをを陳謝するのだろうか?副大統領ならば、大統領が暗殺されれば大統領の可能性が残る。
【アカシックレコード:ヒラリー大統領 】
http://www.akashic-record.com/y2008/hllryp.html#02
以下民主党副大統領の紹介
ロイター記事引用--------------------------------------------------------------------------------------
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大統領候補に名前が挙がる可能性のある12人の略歴。(アルファベット順)
◎ジョぜフ・バイデン氏(65歳) デラウェア州選出の上院議員。現在上院外交委員会の委員長を務め、外交政策に造詣が深い。しかしオバマ候補は、米国の将来を変えるという自らのスローガンの新鮮さをアピールするために、あえて現職の上院議員を選ばないのではないかとの思惑も。
◎ウェズリー・クラーク氏(63歳) 元陸軍大将、元北大西洋条約機構(NATO)軍総司令官。2004年の大統領選の予備選に出馬した。クリントン氏を支持していたため、党内結束に貢献できるか。国家安全保障に明るい。ただ、前回の予備選出馬時は精彩を欠いたため、民主党支持者に訴えることができるかどうかに疑問符も。
◎ヒラリー・クリントン氏(60歳) オバマ氏と激しい予備選を戦ってきたヒラリー氏だが、世論調査では、オバマ大統領候補─クリントン副大統領候補の、いわゆる「ドリームチーム」結成は、同党支持者の間で高い支持を集めている。長引いた予備選で傷ついた党内結束を回復するため、オバマ候補自身もこの選択肢を排除していない。ヒラリー氏を起用することで、オバマ氏の弱点である、女性や白人労働者層の支持獲得に期待ができる。一方、ビル・クリントン元大統領の夫人でもあるヒラリー氏が副大統領になった場合、クリントン元大統領の国政への影響力を懸念する声も。
◎クリストファー・ドッド氏(64歳) コネティカット州選出の上院議員。現在上院銀行住宅都市委員会の委員長を務める。スペイン語に堪能で、ラテンアメリカ問題に明るい。今回の民主党予備選に出馬していたが、早々と撤退し、オバマ氏支持に回った。オバマ陣営の外交・経済政策への貢献が期待されるが、バイデン氏と同様、現職の上院議員であることが弱点か。
◎チャック・ヘーゲル氏(61歳) ネブラスカ州選出の共和党上院議員。ベトナム戦争従軍の経験があり、保守派として知られるが、イラク戦争については歯に衣を着せぬ批判を繰り広げる。共和党及び無所属議員との距離を縮められる人材と期待される。
◎ティム・ケーン氏(50歳) バージニア州知事。予備選初期からオバマ氏を強く推してきた。同州は大統領選では伝統的に共和党が強いことで知られるが、ここ数年は民主党が支持基盤を広げている。オバマ陣営にとり、同州での票集めに期待がかかる。
◎サム・ナン氏(69歳) 元ジョーシア州選出の上院議員。元上院軍事委員会委員長。外交、軍事政策に造詣が深いが、69歳という年齢と、保守的な考えの持ち主であることを考慮すると、オバマ氏とうまくタッグを組めるかどうか。
◎エド・レンデル氏(64歳) ペンシルベニア州知事。強力にクリントン氏をバックアップしてきたため、同氏の支持層に訴え、本選の行方に重要なペンシルベニア州での票集めに貢献できる立場にいる。地方検事、フィラデルフィア市長を歴任。
◎ビル・リチャードソン(60歳) ニューメキシコ州知事。自身がヒスパニック系米国人のため、急速に数を増やしているヒスパニック系住民の支持獲得に有利とみられている。折衝能力に定評あり。エネルギー庁長官、下院議員、国連大使などを歴任。外交政策に明るく、政府内の事情通としても知られる。
◎キャスリーン・セベリウス(60歳) カンザス州知事。現在2期目を務める。女性。共和党の支持基盤である同州の知事を務めていることで、党派を超えた活躍が期待できる。国政レベルの経験がほとんどないことが弱点か。
◎テッド・ストリックランド(66歳) オハイオ州知事。同州の予備選ではオバマ氏とクリントン氏が激しいつば競り合いを繰り広げたが、同氏はクリントン氏の強力なサポーターだった。下院議員の経験があるものの、全国レベルではほぼ無名。
◎ジム・ウエッブ氏(62歳) ヴァージニア州選出の上院議員。現在1期目。ベトナム戦争従軍経験あり。海軍長官などを務める。作家としての顔も持ち、ベトナム戦争を題材にした「フィールド・オブ・ファイア」など、これまでに小説を7本出版している。同州では最近民主党が支持を広げており、オバマ陣営にとっての追い風となれるか。
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-----------------------------------------------------------------------------------記事終わり
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-32142620080606
私は、キャスリーン・セベリウスカンザス州知事(60)が副大統領候補にふさわしいと思います。
白人女性で中西部の票が期待できる点でヒラリーにするより、基本理念の「変革」にふさわしい。
それで、なぜ原油価格と副大統領候補選びが関連するか取り上げたかといえば、同時に「ビルダーバーグ」会議が開かれているからだ。
陰謀論原理主義者が敵視する「ビルダーバーグ」にオバマ、ヒラリーが出席したそうだ。
Press Let Rip At Obama Spokesman Over Exclusion From Secret Meeting
Reporters flown out of Washington as nominee meets Hillary at Bilderberg confab
http://infowars.net/articles/june2008/060608Exclusion.htm
その、出席者にはカサーリン・セベリウス(カンザス州知事)も含まれている。
http://www.prisonplanet.com/articles/june2008/060608_b_list.htm
「ビルダーバーグ」とは第1回会合がオランダ・オーステルベークの「ビルダーバーグ・ホテル」で開催されたところから命名された、裏のサミットなどとも言われる。
アメリカ、カナダ、ヨーロッパ諸国で影響力を持つ政界、財界、王室関係者約100人ほどが集まり、政治経済や環境問題なども含む多様な国際問題について討議する完全非公開の会合である。
最終目標は、あくまでも欧米による世界統一権力の樹立で、裏で世界を動かす秘密会議であるとされる。もし、陰謀原理主義者が言うように、世界を動かす力があるとするなら、第1回の会合が1954年で、その後、日本が高度経済成長を始め、欧米諸国の優位を経済面で破壊した合理的説明ができない。欧米による世界統一権力の樹立であれば、日本の台頭を許すはずもなく、中国インドなどは、最貧国のままで放置しておいただろう。
今回も、バーナンキFRB議長・ライス国務長官・ポールソン財務長官IT石油関係のCEOやら、欧州各国の
要人が出席しているようだ。当然そこで討論された内容は、各国政府や企業の政策に影響を及ぼすであろうが、「ビルダーバーグ」は懇親会の域にすぎないのではないか?世界でも超多忙な人達が、いちいち世界を支配する実務政策政策の決定を毎年、2.3日集まって決められるものであろうか?日本の場合、省庁でいえば課長クラスの実務者が根回しに根回しを重ね行うものであるが、いかに文化が違うとはいえ、2.3日の会合で、そんな陰謀めいた取り決めが出来るわけがない。
出席者それぞれ、利害関係は持っているわけで、何か決定するとなれば、利害調整はとても不可能で、2.3日の会議でで済むはずもない。
しかしながら、世界的な懇親会の出席者の中に USA "Sebelius, Kathleen" Governor of Kansas とあれば、民主党の副大統領候補になる可能性は大きい。
話が原油価格からかけ離れてしまったが、欧米諸国が持つ石油権益は年々減少している。欧米統一国家なるものを目指すなら、原油価格の上昇はこれ以上容認できるものでもない。「ビルダーバーグ」で石油価格のことが討議されたことが反映されて、石油価格が140ドル近くまで急騰したということは絶対にないはずである。ただ、時期が時期だけに陰謀論者の想像力が膨らんでいることだろう。
ECB利上げ、やがてFRBも利上げしていけば、過剰流動性による投機資金は絞め上げられるのが経済原理というもの。悔しいが、石油天井宣言は時期尚早でした。それでもあと2年から3年後1バレル200ドルに一度は達したとしても、再び100ドル以下に下落することもありえる意見は曲げるつもりは無い。
もう一つ勝手な予想。クリントン夫妻の離婚。大統領になれなかったら、ヒラリーにとってビルクリントンは何の価値もない男である。もう我慢の限界だろう。
【Ddogのプログレッシブな日々】
http://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38/10211843.html
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